●アミガサタケ、試食編
先日の「不気味なアミガサタケ」の続きです。
さて、このアミガサタケと共に、下処理から調理方法が記載されたメモが添付されていました。↓
ミシガン州の森で採取されたアミガサタケで、良く洗った手で布を使って汚れを落とし、自宅の食品乾燥機にて乾燥させた。
1、味と香りを失わない様、水洗いせずにそのまま水に入れて戻すべし。
2、戻ったアミガサタケで、グレービーソースを作るのがオススメ。
調理はスーさんが担当です。
アミガサタケをカットしている段階で、モツみたいな状態になってグロテスクだったので、私は台所から撤収!
居間にいると妙な香りがプンプン漂って来ます。
栗の花の香りと読んでしまったせいか、栗の花みたいな香りが確かに漂って来る…。うぇっぷ…。しかし、やはりスナック類みたいな香ばしい香りもする。つまり、その微妙な中間線の香りが台所から居間に充満していました。
うむ〜やはり、どっちかというと、やっぱり臭いかも知れん…
さて、出来上がったようです。出来上がったものは、ソースというよりもペースト。それが、トーストにのせられて出て来ました。(画像:全く美味しそうに見えませんね!笑)
まず一口。
何やらネチネチした物体が口内をまとわりつく…
なんじゃこれ〜!?
スーさんの説明によると、ベシャメルソースを作った際の、小麦粉がよく混ざってなかったらしい。つまり、きのこの食感ではなく
小麦粉…(オイ!)
きのこ自体ですが、あのグロイ見た目にも関わらずなかなか美味しかったです。結構歯触りはありますが、食感、味とも、特にいやだなぁ〜という面はありませんでした。(エリンギやえのきやなめこetc、色々嫌いな私ではありますが)
特に、スーさんはアミガサタケが大いに気に入ったようでした。
ワシントン州ではもちろん、場合に寄っては日本でも民家の軒先などで採取できるそうです。しかし、アミガサタケも生食不可、似ているシャグマアミガサタケに至っては、もっと強い毒性を持っているとの事です。