2008年06月04日

●Dutch Bakery - Victoria

040608.jpg伯母は物怖じしないタイプです。英語が話せないにも関わらず、どんどん知らないガイジンに話しかけてしまいます。成田でも、アメリカンな5歳児と意思疎通を図っていたらしい。そして、「シアトル」の発音を習ったらしい。(笑)

5歳「どこ行くの?(のような事を言う)」
伯母「シアトル」
5歳「え??」
伯母「シアトル」
5歳「ん?シアトーだね??いい?こう発音するんだよ!シアトー。シ・ア・トー!」

シアトル到着時の伯母の第一声は「シアトー」の連呼でした。(笑)

そんなわけで伯母は口は達者ですが(!?笑)、去年足を痛めてしまったので、私たちも伯母の足には厳重注意をしていました。そして、よくカフェに入って休みました。

ビクトリアでたまたま入ったカフェが

Dutch Bakery

すごく昔風な外観。中もレトロ。入り口付近はショーケースに入ったケーキやパンを販売しており、店舗の奥がカフェになっていました。伯母と母はそれぞれコーヒーとエクレア。イイダさんと私は紅茶とフルーツ・タルトを注文。

…ケーキも昔風で大味で甘すぎて美味しくはないんだろう。しかし疲れた体に甘味補給だ…と考えつつ。

母達のエクレアはかなり太ったエクレアです。中にたっぷりカスタードクリームが入ったもの。イイダさんとの二人分の紅茶は、超巨大ポットにはいった10人分は裕に賄えそうな位の量。

040608_2.jpgさて、私たちのフルーツタルトが来ました。サイズは二口三口位で食べきれそうな程小さいもの。タルトの部分は自家製ショートブレッド生地。そこにカスタードクリームとフルーツが乗っているだけ。

見た感じも然程美味しそうには見えません。特に、日本の洗練されたケーキに見なれていると特にそう思うような素朴すぎる見た目。

しかし!
一口食べてみてその美味しさをやっと発見。
ショートブレッドの生地も、カスタードも、そしてカスタードに入ったホワイトチョコも、フルーツも、全て美味しい。特にカスタードが何か不思議な味がしてうんまかった。あれは絶対何かしらの旨味成分が混入されてるハズ!(笑)

疲れでさらに美味しさ倍増だったかもしれないけど、旅先で期待もせずに美味しいものを見つけるとすごく嬉しいですね。

これを書きながら思い出して、またあのフルーツ・タルトが食べたくなっています。悶々…。