●ミギゴロウ王国 - 蝶編
まず蝶の嫌いな人、ゴメンサイ。
突然ですが、現在家の中をモンキチョウが飛んでいます。
しかも手乗りモンキです。
一体、私が何をやっているのかというと…
実はサンデーマーケット(3週間程前に今期は終わってしまいました)のブロッコリーを解体していたら、4匹のはらぺこ青虫を見つけたのです。
最初こそ、うぎゃぁ〜!と思ったものの、よくよく見るとこれが典型的青虫(モンシロチョウ?)。子供の頃はカブトムシを幼虫から育てたり、アゲハを育てたりしていたので、こんなカワイイ部類の青虫なら許容範囲内。
そんなワケで、虫かごで育て始めました。
もちろん餌はブロッコリー。(笑)
一匹は翌日早々にサナギになり、順繰りとサナギになっていきました。
しかし、数日経っても孵化しません。ありゃ?こんな時間かかるんだっけ?と思ったら、なんと孵化までに2週間かかるらしい!
おまけに!
なんとサナギは気温が低いと越冬するらしい。(笑)
春までこのままか?と思いつつ、ちょっとサナギ達の事を忘れていたここ数日。今日、思い出して虫かごの蓋を開けてみました。
すると、どうも一匹がどす黒い色をしています。
…腐ったか?と、素で心配になった私。しかし、サナギの薄皮の向こうには羽が見え隠れ。思いっきり成長しつつ腐ってしまったんだろうか…?
と心配するまでもなく、気がついたら腐ったと思ったサナギが抜け殻に。
部屋で蝶が舞い飛んでいました。(笑)
スーさん曰く、このブロッコリーやキャベツにつくモンシロチョウ系の蝶は、ヨーロッパから入植した外来種だそうです。農家の人からは作物を荒らす害虫として忌み嫌われているそうです。
最初、スーさんから「この蝶はペストだから外に放したらいけない」と言われた時は、ペスト=害虫ではなく、ペスト=黒死病だと勘違い。蝶が黒死病を媒介するのか!とガクガクブルブル。恐怖のずんどこに陥りました…。(←アホ過ぎ。笑)
今、ハチドリ用のシロップを作って飲ませています。
このまま行くと、いつかシアトルにミギゴロウ王国が出来ているかもしれません。