●私と6ペンス
Something Old,
Something New,
Something Borrowed,
Something Blue and a silver six pence in her shoe
結婚式で、花嫁さんが身につけると幸せになれるイギリス起源のおまじないだそうです。古い物、新しい物、借りた物、そして裕福な家庭を築く為に靴の中には6ペンス。コレ、昨日知った。
私も6ペンス硬貨持ってるぞ!?
「マダムの希望で」神式だったので、ちょっくら式をやり直してくる!(笑)
6ペンス硬貨は1551年に初めて発行されて、なんと1967年までデザインや材質を変えては鋳造されていたらしい。元々は銀。それが銀50%になって最終的には白銅になったそうです。
靴の中にコインを入れる起源は、元々スコットランドの慣習からで、花嫁ではなく、花婿が銀貨を左の靴の中に入れて幸運のおまじないとしていたそうです。代用品として、アメリカではダイムや銅のペニーを使う人もいるらしい。
ちなみに、中世では労働者の日当がだいたい6ペンスだったとか。
私が持っている6ペンスは、市販のクリスマス・プディングから出て来ました。
出てきた時はビックリしました。誰かの財布に入っていたのを洗浄せずにそのまんま入れたんじゃないか!?と思う程、なんだか使い込んだ本物のコインが突然出て来たので。(笑)
年代は1948年、エリザベス二世のお父さんジョージ六世のデザインのものです。1946年までのものだと銀50%だったのに、私のは白銅。オシイ!
でも6ペンス硬貨、ちょっと特別なものだったんだ。価値はないけど大事にしよう。ちなみに…エリザベス一世がデザインされた約450年前の6ペンス、モノによっては一枚700ドル以上もします。
収集癖のある私ですが、コイン収集の世界には足が踏み入れない方が良さそうだな〜。というか踏み入れられないか。(笑)