●不気味なアミガサタケ
先日、スーさんが突然、干し椎茸を手に聞いて来ました。
「これ、知り合いに送ってもいい?」
なんだ、突然!?
…スーさんの知り合いは、趣味で山に入ってはきのこ狩りをしているそうです。その人と、「きのこ交換」をするというわけらしい。
アメリカでも干し椎茸は普通に売っていますが、中国産の薄っぺらい干し椎茸が大半を占めています。日本に帰る度に、信州のきのこ屋さんからとても肉厚で良い香りの、美味しい干し椎茸を入手して、アメリカに戻ります。彼が、その日本産の干し椎茸に興味津々らしい。
数日前、その彼から交換品が届きました。
変なきのこが入ってたら嫌だなぁ〜と思いつつ(当たり前のきのこ以外、嫌いな私)、スーさんが開封するのを見たら
Morel=アミガサタケだ〜!不気味でグロい!(笑)
うぁ〜(凹)
アミガサタケについて調べると、フランスではモリーユと呼ばれ、高級食材。フランス人はこのきのこの香りが好きらしい。日本人が松茸の香りが好きなのと一緒か。日本でアミガサタケを採取して天日干しにした人の一文を読むと、「栗の花の香り」と書いてあります。うえっぷ…
しかし、これはそんな香りしないなぁ〜
強いて言えば、調味料のついていないスナック菓子とか、インスタント麺の調理するまえの段階の匂いに近い、そんな香ばしい香り。
よし、ちょっとだけ、食べる気になったぞ。
続く