●ヤング・ヤング・パレード(笑)
エルヴィスの映画を観ました。舞台は、1962年にワールド・フェアというエキスポが開催されたシアトル。
タイトルは
It Happened at the World's Fair.
…そして邦題は
ヤング・ヤング・パレード(笑)
内容:
女たらしのパイロット、エルヴィスが一人のナースに一目惚れし、彼女をものにするまでの物語です。その絡みで、中国人のリン伯父さんや、その姪っ子のスー・リンちゃんが登場。行方不明になった伯父さんを探し出すまで、エルヴィスはスー・リンを預かり、その彼女の取り計らいで、ナースと上手くいくエルヴィス。そしてNASAの宇宙飛行士申請を出し、ハッピーハッピー。
エンディングは、シアトル・センターの広場でマーチング・バンドを従え、彼女となったナースと腕を組みつつ超ゴッキゲンな笑顔で歌いながらパレード。
その歌詞が…
ハッピーエンディ〜ン!
ハッピーエ〜ンディ〜ン〜!
思わず吹き出す私。
いくらハッピーエンドだとは言っても、「ハッピーエンディング」と歌いながら締めくくるのはいかがなものか?(笑)
行方不明になっていたスー・リンちゃんのおじさんは、ピュージェット湾に車ごと転落して病院に入院していたし、女性に色目を使い、執拗に迫るエルヴィスは、セクハラを超えてほとんど変態だったし…笑い所も随所にあります。
ちなみに、ちょい役で10歳頃のカート・ラッセルが登場します。エルヴィスが、ナースに会えるよう怪我をする為、彼がエルビスの向こう脛を蹴り上げるという重要な役所です。(笑)
60年代のシアトル、そしてワールド・フェアの様子が伺える点も面白い映画でした。