●体調を崩した社長
昨日のお昼頃、社長が居間から急いで寝室に走って行く所を、廊下ですれ違いました。それからずーっと居間に戻って来ず、気がついたら夕方5時6時になっても戻って来ない。
普段なら3時か4時にはお腹をすかせて戻ってくるのにな?ちょっと心配になって、牧草やペレット、野菜を持って行ってみる。
普段なら特に野菜に飛びついて食べる社長が…食べません。オカシイ。何も食べないし、水さえ飲まない。
様子を見ていると、具合悪そうにしきりに後ろ足をストレッチしながら前方へ持って行ったり、お腹を床にこすりつけるような仕草をしているのです。何やらどこぞで読んだ事がある。うさぎがそのしぐさをする時はお腹が変な時だとかなんとか。しかも、触ろうとすると逃げてさらに手の届かない所に行くのです。↑画像:昨日の様子
ちなみに、うさぎはしょっちゅう口を動かして干し草等を食べています。それで腸内の働きを良くして健康を保っています。(確かそんな感じ。適当すぎ?笑)
少なくとも5、6時間は飲まず食わず状態…うさぎが食べないのは緊急事態ではないか!?オロオロ…
獣医さんに電話してみました。症状をすべて伝えると
「特に急患ではないですね、大丈夫。もしかしたら暑さのせいかもしれないので、冷やしてあげて下さい。それから砂糖の入ってない缶詰のかぼちゃを与えてみて下さい。診察は明日で大丈夫でしょう。」
…ホントに!?このまま何も食べなかったら?という不安がよぎる。しかも、社長はさっきよりグッタリ。顔もヘナヘナだし、もう、見た感じがヨレヨレの捨てる寸前の雑巾のようになってしまった…。
結局、様子を伝える為に三回位電話をかけてしまう。すると、獣医さんからこんなアドバイス。
「水も飲まないなら、シリンジで強制的にあげてみて下さい。」
文鳥キッズを育てていた時のシリンジがあるのを思い出した。それで、強制的にシリンジで水を飲ませる。普段強制的に口に物を入れられるのが大嫌いな社長が、大人しく水を注入されている。
しばらくすると…!
起きあがって、まずはグルーミングを始める社長。まるで何事もなかったかのように乾燥パパイヤや野菜を食べ始め、ペレットも食べ始めました。
そして今朝には、私が影から覗いているとも知らず、ビンキー(首振りジャンプ)するまでに復活。現在では食欲もいつも通り戻って元気にしています。
完全復活…!
もう元気になったので、診察はキャンセルしました。今日も暑くなりそうなので、無理に連れて行ってもかわいそうなのでね。
現在、社長は換毛で毛が抜けています。ブラッシングは毎日欠かしていませんが、考えてみたら、二日程前に事情があって近所のショップで買ったoxbowの牧草に切り替えたのです。牧草は、いつもoxbowから直接買っていますが、それは新鮮なものが入手できるから。しかし、緊急を要して買ったショップのが古いせいか、社長の食い付きが悪かったのです。
うさぎは、ネコ等のように口から吐く事ができないので、牧草を食べて体内に入った毛を排泄します。もしかしたら、暑さや、それが原因で、体調を崩したのかもしれません。
しかし、最初にうさぎが食事を受け付けない時の対処方法、缶詰のかぼちゃ(砂糖なし)を与えるなんて初耳。そういや日本ではかぼちゃの缶詰ってあったっけかな?こちらでは、パンプキン・パイを作る時等のお手軽アイテムです。