2008年12月10日

●社長のドラゴンボール

社長の件です。三日分なのでかなり長くなります。鍵で大変な思いをした人&うさぎ飼育者か、獣医さんに興味ある人以外はスルー推奨です。

まず一昨日の夕方、社長が何も食べてない事に気がつきました。焦ってペレットや水、干し草を口元に持って行きますが、何も食べません。大好きな野菜すら!

家にいたのは私一人。どうしよう!危機一髪!そういや、獣医さんが何も食べない時はかぼちゃの缶詰が良いと言ってた事を思い出しました。買いに行くか?

夜8時。
もう外は随分真っ暗ですし、そんな暗い時間に一人で外出した事がありません。しかも、マダムと連絡もつかないと来た。うむ、どうしよう。私が路上で殴られて病院送りになってもヤバいが、このまま放っておく事も危険だ。

というわけで、脳内では70年代のジャッキー映画を思い出しながら買い物に。(笑)
しかし、なんて事なく買い物から戻り、この建物のフロント玄関の扉を開けて中に入る…

!?
鍵が鍵穴から抜けないっ!!

鍵と格闘する事20分。やばい、一刻も早く社長をどうにかしなきゃならないのに!
もうマダムも帰宅しているかもと、鍵から手を離さずに呼び出しボタンの部屋番号を押します。

「はい」(マダム、いた!)
「助けて〜(日本語)」
「誰?」
「(何馬鹿な事言ってるんだマダム…)鍵がフロント・ドアから抜けないよ〜!!(ヘボ英語で)」
「はぁ?番号間違えたんじゃないですか?ガチャン」

…誰だ今の!?私はまるで違う部屋番号を押していたようです…。

フロント・ドア(しかも通り沿い)でガチャガチャやっていても警官を呼ばれてしまうかもしれないので、一か八かで鍵をドアに付けたまま、建物内に入って助けを呼びに行く事にしました。マダムがいればマダム、もしくは、外出時に出会った斜め前のロシア人のおじちゃんに。

そして、ウチのドアを開けると…
マダムがいました。フロント・ドアの鍵も救助してもらいました。

私の場合、外の暴漢よりも自分の鍵が最大の敵だったというオチです。

さて、かぼちゃの缶詰ですが…社長、全く食べない。そうだよね…普通こんなの食べないよね。毛球症を疑いつつ、効くかどうか分からずに買って来たパイナップルジュースすら飲みません。最終的にシリンジで水をあげましたが、それでも食欲戻らず。
夜はベッドの上で朝まで過ごしていましたが、夜中じゅう何故かベッドをホリホリしていました。そして、お腹をしきりにストレッチさせていました。

今丁度換毛していますし、毛球症にならないよう注意していたはずなんだけどな…
うーん、毛球かな?なんだろう?

続く

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●今日の追記

社長の様子ですが、今さっき、やっと自力でゴクゴクと水を飲むようになりました。そして、ほんの少し食べるだけだったペレットも食べ始めています。

ご心配をおかけしました。

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