2009年07月16日

●トランプのランスロット

98年作のTVシリーズ「マーリン」(マーリン役はサム・ニール)を観ました。

マーリンは、アーサー王伝説に登場する魔法使いです。マーリン視点でのアーサー王時代前後の内容で、タイトルまんまマーリンがハッピーエンドで終わったマーリンの話でした。ランスロットが好きな私は、ランスロットの登場シーンが計10分程度で残念。

そのランスロットですが、トランプの絵柄のモデルになっているそうなんです。ランスロットだけではなく、キングやクイーン、ジャックが、それぞれ歴史上の人物をモデルにしているらしいのですが…

キングやクイーンの図柄って、全部同じじゃなかったの…!?

マダムにトランプを持っているか聞くと、以前おまけでもらったトランプを持ち出してきました。

160709.jpg

改めて見ると、本当に一枚一枚図案が違うんですな!?こんな安っぽいトランプでさえも…。

ランスロットがモデルになっているのは、クラブのジャックだそうです。

元々、16世紀のフランスで作られたトランプがそのようなモデルをベースとして作られたものだそうです。当時は、ルーアンがトランプやタロットの生産地として有名で、イギリス等の他国へ輸出されていたそうです。

さて、ついでにトランプで遊ぼうと私がトランプを切っていたら、マダムが「そんな切り方があるの!?」とビックリしていました。

私は普通にトランプの束を左手に持って、右手でバサバサとトランプを切っていただけなのですが!

調べたら、それはヒンドゥー・シャッフルという方法で、欧米では余り使われない方法だそうです。

当のスーさんは、リフル・シャッフル(カジノでよくやっている方法)しか知りませんでした。マダムにヒンドゥー・シャッフルをさせたら、トランプを部屋中にぶちまけただけでした。