●トランプのランスロット
98年作のTVシリーズ「マーリン」(マーリン役はサム・ニール)を観ました。
マーリンは、アーサー王伝説に登場する魔法使いです。マーリン視点でのアーサー王時代前後の内容で、タイトルまんまマーリンがハッピーエンドで終わったマーリンの話でした。ランスロットが好きな私は、ランスロットの登場シーンが計10分程度で残念。
そのランスロットですが、トランプの絵柄のモデルになっているそうなんです。ランスロットだけではなく、キングやクイーン、ジャックが、それぞれ歴史上の人物をモデルにしているらしいのですが…
キングやクイーンの図柄って、全部同じじゃなかったの…!?
マダムにトランプを持っているか聞くと、以前おまけでもらったトランプを持ち出してきました。
改めて見ると、本当に一枚一枚図案が違うんですな!?こんな安っぽいトランプでさえも…。
ランスロットがモデルになっているのは、クラブのジャックだそうです。
元々、16世紀のフランスで作られたトランプがそのようなモデルをベースとして作られたものだそうです。当時は、ルーアンがトランプやタロットの生産地として有名で、イギリス等の他国へ輸出されていたそうです。
さて、ついでにトランプで遊ぼうと私がトランプを切っていたら、マダムが「そんな切り方があるの!?」とビックリしていました。
私は普通にトランプの束を左手に持って、右手でバサバサとトランプを切っていただけなのですが!
調べたら、それはヒンドゥー・シャッフルという方法で、欧米では余り使われない方法だそうです。
当のスーさんは、リフル・シャッフル(カジノでよくやっている方法)しか知りませんでした。マダムにヒンドゥー・シャッフルをさせたら、トランプを部屋中にぶちまけただけでした。