●ボニート
昨日買い物に行ったら、カッコいい缶詰(笑)を見つけました。
ステレオタイプな海の男(老人)が小舟の前に佇んでいる図柄に惚れた。まるでヘミングウェイの白鯨を彷彿とさせる黄昏れっぷり。
魚の画像や文字じゃなくてこんなイラストという所が新鮮だし、色合いも絶妙。この缶、開けずにこのまま飾っておきたい…
さて、中身は…"Bonito Tuna"と書いてあります。
Bonitoってカツオだし、Tunaはマグロ。カツオマグロ!?…えぇい、どっちかにせい!(笑)
そういや、スーさんはヴィーガンよりのベジタリアンでありますが、日本では例え肉類を避けてもどうしても出汁に鰹が使われている場合が多いですね。
しかし、当初は本人も出汁に魚が使われているのを知らなかったので、知らない顔をしてそばを食べさせたりしていました。ヒッヒッヒ…。しかし、アメリカでそばつゆを買った時にBonitoと書いてあるのを見て
ス:「Bonitoって何?(←スーさんはこの頃bonitoを知らなかった)」
私:「スーさんが知らない単語、私が知らないよっ。(…きっとカツオだ…でも面倒だから黙ってよう…)」
後日、結局スーさんに気づかれてしまい、それ以降市販の鰹出汁のだし汁は使えなくなりました。鰹出汁は日本の魂のだし汁だと力説しても理解してもらえませんでした。(笑)
しかし鰹がボニートだなんて粋な名前…全然ボニートって顔してないし。(なんじゃそりゃ)
…Bonitoはイタリア語らしいですが、英語でカツオはSkipjack Tunaと呼ぶそうです。(英語名は全然知らなかった)あれ?最後にTunaとついている所を見ると…?同じサバ科の魚だから?
うん、この缶詰は多分カツオなんですね。ちなみにスペインからやってきた缶詰だそうです。スペインの海の男が一本釣りで釣ってきてくれたんだ、きっと。