2007年08月08日

●物体Xの作り方

fruche_1.jpg今日は、自作フルーチェを作ろうと思います

まず重要なのは、自作フルーチェに欠かせない、カルシウムに反応するLMペクチン→Pomona PectinというLMペクチンを入手。※ちなみに、自作フルーチェのレシピ(2003年頃、とある料理雑誌に掲載されていたそうです)はネットで検索して見つけました。

フルーチェが食べられる!ワクワクドキドキ

材料は→LMペクチン、砂糖、水、ガムシロップ、牛乳、果物各種。

fruche_2.jpg私はピーチ味のフルーチェが大好きなので、丁度最盛期の美味しい桃、ドーナツ・ピーチ(平べったい面白い形をした桃で、名称はUFOピーチだったり、サターン、つまり土星ピーチと呼ばれます)を使用。

水とガムシロップを混ぜた中にペクチンと砂糖を投入してよく混ぜ、さらにカットした桃を投入→レンジで1分加熱→沸騰する位まで様子を見ながら加熱→加熱したものが熱いうちに牛乳を投入して素早く混ぜる

混ぜる。
(…なんか分離してる…)

混ぜる。
(…なんかまとまって来たけど…)

混ぜる…?
ぎょえー!!!ブロンブロンのブヨブヨした物体になった!

fruche_3.jpg…フルーチェとは似ても似つかない物体X。

さぁ、勇気をもって物体Xを口に運んでみます。

うわっ!むっちい!口のあちこちにネトネトした物体Xがまとわりつく。
しかも味が全くしない。ビックリする程マズー!フルーチェ買うよりもお金かけてこんなマズい物体を作るとは世も末。

ー反省点ー
ペクチンの量が多かったらしい。うちの計り、アナログだから。しかし、再度挑戦する気の失せる程の出来具合だし、転んだらただでそのまま転がってる方がマシと思わしめる物体Xおそるべし。

結局フルーチェは食べられずに完敗。凹むなぁ…

ただ一つ、この実験での収穫は、LMペクチンが本当にカルシウムに反応する事でした。