●型取り、自分の手
何年か前、ハリー・アレンというアーティストのリアリティ・シリーズで、ハンドフックという商品を見たのです。
人間の手を石膏で型取りした壁掛けフック。
マダムに「欲しい!」と言うと、値段を見るや高いとダメだし。そして
「そんなの自分で作れるじゃん」
…そうか!
というわけで、手の型取りキットを買いました。しかし実際、型取りが面倒になって数年クローゼットで熟成。先々週、やっとその気になって、型取りしてみました。
型取り用の粉末を混ぜます。混ざったら手を入れて10分?じっと待ちます。
10分経過したら手をそっと取り除きます。石膏の粉末を水に混ぜて型に流し入れます。
壁に設置したいので、今回はネジを入れて乾燥させます。段ボール片でネジを固定。
一日経過したら、型から取り外します。まだモロいので、そっと取り出します。そして、出てきたー!
き…きもい…
自分の手がやけにリアルに再現。偽物なのに自分の手よりもリアルに見える不思議。
うあぁ…。気持ち悪いなぁ〜!
しかも、型取りのシリコン?粉末がちゃんと混ざってなかったのか気泡が入ってしまい、結果、出来た手に気泡がたくさんついてしまった…。チキンポックス(水疱瘡)の時に型取りしてしまったようです(笑)
この状態で、一週間しっかり乾燥させたら完成です。しかし、作ったはいいけど、実際できてみるとキモイの一言ですね(笑)
というわけで、型取り行程だけはしっかり掴みました。実は2セット買ったので、残り1セットあります。今度は、型取りの粉末を気泡が入らないよう混ぜて、奇麗な型取りを目指したいと思います。