●野鍋死すべし
ドッシャーン！！ビシャァァ〜！！
昨晩、マダムが台所にいたと思ったら、突然こんなのっぴきならない音が鳴り響いてきました。私も、横にいた社長も、ケージの文鳥もビクッと一斉に視線を台所に注ぐと…
マダムが片手鍋の取っ手（だけ）を持ってオロオロ
台所のカウンターからは水がジャァジャァと床に滴り落ちていますし、マダムは鍋の取っ手だけを手に持っていますし、確か鍋の中には水ではなくてレンズ豆のカレーが入ってたハズです。
慌てて台所に行くと、マダムがまずササッと何かをゴミ箱に捨てた行動をとった後でした。
推理すると、水はカウンターに置いてあっただろうコップのもの。
片手鍋の本体（カレー入り）はカウンターの上にある。取っ手が折れて、鍋の本体が水入りコップに直撃して水浸しになったらしい。しかしコップはない。
ならコップは？
「何が割れた？何を隠蔽しようとしたんだね？」と詰問すると、容疑者は
「ウワァーン！！ゴメンナサイ！ト、トトロ…トトロのコップが割れてしまったんです…ドウシヨ、ドウシヨォ〜（泪）」
…………（白目）
私が日本から持って来た貴重なトトロのコップ。かあさんが夜なべして無料でどこかからもらってきた適度に貴重なコップ…
マダム容疑者改め実行犯は、以前も父ヒロシが夜なべして買ってくれたジュヌヴィエーヴ・レチュのコップを割りました。
もうヤダこの人。（今日の画像は、マダムへの拷問予想図。石抱きです）
マダム実行犯は、半泣きになりながら弁償すると言いつつ、トトロのコップをネットで検索していました。しかし
「…あ、あの…送料50ドルもとられるんだけど…（白目）」
新しく買えばいいってもんじゃないんだ、かーちゃんがくれたという付加価値のついたコップだったんだ、あれは…！（笑）
コップより先に、ステンレス鍋を総取っ替えするよう犯人に告げました。このまま、この鍋達を野に放ったままだと被害が甚大になる恐れがある。
なんて恐ろしい鍋達なんだ…。
