●6日目 - マンチェスター
バーミンガムから再び列車に乗ってやってきた所、それはマンチェスターです。マンチェスターピカデリー駅に到着し、ホテルは…再び市中心部からうんと離れたホリデー・イン・エキスプレス。タクシーに乗って取りあえずホテルへ向かう。
機材を持ってタクシーに乗ると、やけにフレンドリーな運転手だった。「君たち、バンド?」「俺も音楽大好きなんだよ」等ご機嫌で話しかけてくる。そしてホテルが遠いせいか「料金は£○○で絶対ホテルまで行くからな。ぼられないよう気をつけるんだぞ。でも、マンチェスターの人間は親切なやつが多いからな。ロンドンとは大違いだ」なんて忠告もしてくれる。ここで久しぶりに饒舌になったのがケイシー。今まで嫌みなイギリス人にばかりあってションボリしていたのに、こんなフレンドリーな英国おじさんに会って嬉しくなったようだ。
ホテルに荷物を置いて、今日は私の友達のマークに会いに行きます。しかし、ケイシーは私たちについて来ず、ホテルで休んでいました。
所でマークは日本大好き。彼女も日本人。そして、ジョン・ピール・ショーでも曲が流されたり、雑誌にも出てしまうようなミュージシャンです。そんな彼と再会をはたし、この日まずお願いしていたのは、前回連れて行ってもらったスペイン料理のレストラン。お店の名前はわからないけど、ここでパエリヤとぷりぷりなエビのフリッターを食べました。
その後、インターネットカフェへ行ってメールチェックしていると、マークが突然、友達に会わせたいと言い出した。何やら日本人とオーストラリア人のカップルらしい。相棒は「イヤだなぁ〜」と言いつつ、マークのいきつけらしいコーナーハウスというカフェに行きました。
そこでヨウコさん(ユウコさん?)という日本人女性とオーストラリア人男性のカップルと合流して一緒にお茶しました。彼らは日本で出会ったそう。彼氏は日本滞在のビザが切れたかなにかして国に帰らなければならなくなったが、まだ帰りたくない為ワーホリでイギリスに来たという。で彼女の方も、彼を追ってイギリスに来たという事でした。さらに、彼が将来オーストラリアに帰ったら彼女もついて行くつもりだそうです。う〜ん、熱いなぁ。日本から始まってイギリス、オーストラリアかぁ。二人は本当にラブラブで、私たちがいるにもかかわらず見つめ合ったりチューしたり始終ベッタベタでした…。そこで、ふと視線を移すと、マークがちょっと落ち込んだ表情をしていました…。ちなみに、マークは現在大阪とマンチェスターの遠距離をしているそうで、毎日のように彼女と電話で話していました。頑張れマーク!
滞在ホテルについて散々言ったので、コーナーハウスを出てから中心部に近いホテルを探す事になりました。マークに協力してもらいBBCの裏手にあるDAYS INNを予約。翌日ホテルを移動する事にしました。しかも、中心部近くなのに、ホリデー・イン・エキスプレスよりも安かった。
ちなみに、私の異名?migimatronicaはマークが名付けてくれたものです。