●ヤマトといさお
先日、テレビでTV Japan(日本の番組が見れる局だが、ほぼNHK)を見ていたら、歌の番組が始まった。しかしNHKってなんかこう、歌の番組が多いですね。おばあちゃんとかが喜んで見ていそうな…。
チャンネルそのままで見ていたら、アニメのテーマソング特集?らしい。タッチの歌の後は宇宙戦艦ヤマトと司会がアナウンスしている。
「宇宙戦艦ヤマト」は相棒が小さい頃テレビで見ていたそうだ。もちろんアメリカで。明け方の4時だか5時だかというすんごい早い時間にやっており、相棒は眠い目をこすって見ていたという。そんな事から、相棒は「宇宙戦艦ヤマト」のボックスセット(正規の審査を受けているのかわからないアジア製のだが、屋台で買うような海賊版ではなく、ちゃんとした作りのDVDセット)まで買っていたほどの入れ込みよう。
自分も一緒になってそのDVDを見た。それで思ったが、宇宙戦艦ヤマト→戦艦大和、デスラー→ヒットラー…第二次世界大戦の香り
アメリカにしてみたら、第二次世界大戦の日本は悪そのもの。戦艦大和は第二次世界大戦当時の日本の技術の結晶…よくわからないけど。そんな戦艦大和の名前がついた宇宙戦艦が地球を救うって、アメリカ人にしてみたら「何をバカな」って内容なのかも…と思ったら、戦艦の名前はアメリカでは「ヤマト」ではなかったらしい。(笑)
取りあえず、チャンネルを変えようとしている相棒に、次は宇宙戦艦ヤマトの主題歌だよ!というと、本当!?と大慌てでテレビに接続されていないビデオデッキを接続しようとしている。しかし、タッチの主題歌も終盤にさしかかってる。もうちょっとで接続完了!という所で始まってしまった…
佐々木功氏の未だ衰えないその声量にちょっとびっくり。一体何歳になるんだろう。見た目も若い。しかもショッキングピンクのジャケットがまぶしい。何故にショッキングピンクを選んだんだろう。ビデオに撮れないのでせめても写真はと思って、テレビの前でカメラを構えた。その時デスラーの青い顔と功氏のピンクのジャケットが何とも言えぬハーモニーを奏でた。今だ!シャッターを切る自分。そしてちょっぴり切なくなる。一体自分はなんてアナログな事をしているんだろう…と。