●思い出のなま八つ橋
昨晩、「デレクさんといっしょ」してきた。(画像byスー画伯。右の干物のような人物がデレクさん)
レストランを出た後、デレクさんの家に遊びに行った。例の日本のお菓子の解説の為だ。どんなお菓子があるんだろうとちょっとワクワク。一昨年のクリスマスはハイチューなどのスーパーマーケット系のお菓子があったので、今回のクリスマスもそんな感じのお菓子をもらったんだろうと思って密かに楽しみにしていた。(…人がもらったもんだろ〜)
しかし、テーブルに乗っていたのは
(私の苦手な)なま八つ橋。
デレクさんの兄弟も、また随分渋いものを選んだものだ。
スーさんが開口一番「この女の人、目が青いよ!」パッケージのイラスト、夕子をちゃかす。
早速デレクさんが、これはどんなお菓子と聞いてきた。京都の伝統的なお菓子だとか薄い餅にあんこが入ってるとか月並みな事を教える。
デレクさんが早速封を開けた。
八つ橋が顔を出すと、なんともクターっとしている。見るからに自分の知っているさらっとした表情の八つ橋ではない。べっとりとして6つ位入っている八つ橋が一つの固まりになっている。無理に取ろうとしたらボロボロと崩れた。
もしかして、クリスマスに貰って冷蔵庫にも入れずに常温でそのまま置いておいたんでしょうか…
デレクさんは初めて食べるので「うん、なかなかだね」と言っている。しかし、中の餡はちょっと乾燥気味で固いし、餅の部分はベトベトでクチャクチャと歯にくっつく。私がいる手前、デレクさんは「まずい」と言えなかったかも知れない。デレクさんのいる手前「これ古いんじゃない?」と言えなかった。
いや、ちゃんと正直に日本の威信をかけても「賞味期限を過ぎてるよ」と言った方が良かったんでしょうか。しかし、デレクさんは日本人である私と一緒に食べる為に開封せずにひたすら待っていたかもしれません。
…
「ちょっと歯にくっつくね〜」なんて言っちゃった。
美味しいねって言えば良かったデス…(涙)