●敗北に終わったebay
ベリーちゃんは北欧の食器が大好きです。
一年程前、とあるブランドの廃盤になった食器(激レアアイテム)を探して欲しいという依頼を受けました。ゴルゴみぎぃ、クライアントからの依頼は100%遂行予定。
そしてとうとう数日前、ebayにて目標物を発見!脳裏にはベリーちゃんの喜ぶ顔が万華鏡の用にグルグルと浮かびます。
…しかし、自分自身ebayを使った事がないし、登録も何もしていないのだった。
ebayマスターのスーさんにお願いする他ない。というわけで、オークションをウォッチしてもらう事にしました。
オークションが終わるのは昨日の夕方。
しかし、他の事をやっていて自分自身すっかり忘れていた!(アホ)そして深夜になって突然思いだしたのです。
自分:オークションは!?
スーさん:ん?大丈夫だよ?(のらりくらり)
自分:エ?もしかしてもう終わってない??
スーさん:いや、まだ大丈夫だよ?(のらりくらり)
いぶかしく思いつつオークションを検索してみるとやはり終了していた…!しかも、激レアアイテムの割には「格安」で落札されている…。
ゴルゴみぎぃ、不覚にも泣いた。
さらに色々聞き出すと、スーさんはどうやら違う方の食器をウオッチしていた。(!…泣)その食器がいかに安く落札されたか、いかに激レアアイテムかを遅まきながら説明すると、スーさんも徐々に事の重大さが分かって来た。
スーさんによると、落札者は日本から。さらなる諜報活動によって他のオークションサイトからもそのブランドの商品を多数落札している事、そして都内で経営している私も知る雑貨ショップだと分かった。
…そこは、ヴィンテージ、レアを良い事に随分な高値をつけて販売しているショップだ。きっと、昨日落札された食器もかなり暴利な値段をつけて純な日本人に売られるのであろう。
無念の思いをスーさんにそう説明すると…不快な表情を浮かべながら出品者に連絡。
「○○ドル(落札よりも高い値段)で僕に売ってくれませんか」
ェ!?…ショップも汚いけどソレも汚いヨ、スーさん!(笑)
しかし、相手も大人だ。落札者が数日以内に入金しなければそうしましょうと返事が来た。
というわけで、今回、任務遂行は再び先に延びてしまった。
しかし、転売屋や個人で細々やっているオンラインショップではなく、そこのショップは株式会社でありながらオークションで落札したものを売っていたとは想像もつかなかったです。バイヤーさんがちゃんといて、現地買い付けしてあの値段かと思いました。ゴルゴみぎぃ、不覚なり。