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2006年12月21日

●柱状節理

causeway_2.jpg日本滞在中、母に連れられて母の同級生の写真展に行きました。

開催者のスズキさんは元会社員ですが、中学時代から趣味でやっていた写真を活かして現在では会員数が数百人もいる写真の会を主宰しています。スズキさんの専門は山の写真。会員を引き連れてモロッコやスイス等、世界中を歩き回っています。

話の流れで、今年、北アイルランドのジャイアンツ・コーズウェイ(※1)に行ったと話しつつ、ジャイアンツ・コーズウェイの石の形状を伝えると、スズキさんが

それは柱状節理(※2)だね
結構どこにでもあるのね。

エー!

スズキさんによると、日本でも北海道の大雪山を始めあちこちにあるらしい。

…そういえば、レーニア山にも規模の小さい六角形の石がたくさん突き出てたっけ。柱状節理って言うんだ…。知らなかった。

柱状節理で画像検索すると、日本各地の柱状節理の画像が出て来ます。東尋坊はまさに柱状節理の地形で有名だったんですね。そして佐賀県の七つ釜なんかもすごい景観。しかし、画像が小さくてよく見えないので他のサイトを検索したら

恐ろしい音楽とともに

「自殺の名所」

と書いてありました…。東尋坊も自殺の名所だし…。アワワ!!

私が撮ったジャイアンツコーズウェイの写真はこちら→Flickr

レーニア山の柱状節理→ココそのアップ

※1:ジャイアンツ・コーズウェイは北アイルランド北東部の海岸に位置しています。第三紀の6200万年前から6500万年前頃に形成され、1692年にデリー(ロンドンデリー)のビショップによって発見されたそうです。世界の七不思議の一つで、Finn MacCoolという巨人の伝説が残されています。

※2:巨大なカルデラ噴火に伴う火砕流によって、一時に大量の高温火山灰が堆積した場合に溶結凝灰岩が生成。堆積後にも高温を保っていると火山灰が再融解して粒子どうしが接着する(溶結)。分厚く堆積した溶結凝灰岩は、その冷却時にゆっくり収縮し見事な柱状節理を形成することが多い。(wikipedia)

…ちなみに、柱状節理は英語でcolumnar basaltというのだそうです。

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