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2006年12月22日

●六角形

honeycomb.jpg昨日の柱状節理に関係ある話なのですが…

自然界ってなんで六角形が多いんだろう?

柱状節理の岩も六角形だし、蜂の巣、雪の結晶、亀の甲羅、キズパワーパッド(それは自然じゃない!)

…六角形は自然が創り出す上で最も合理的な形らしいけど…でもふしぎ。

そこで、サイエンスチャンネルの番組「六角形の秘密にせまる」を視聴。(←視聴にはrealplayerが必要です)

番組中、サッカーのゴールネットが六角形になっているのに気がついた子供が疑問に思い、それを制作した福井漁網会社に電話。この番組中のテレビ電話がスゴい。いきなり「社長に聞く」ボタンがあって、社長と直通で話せるのです!(笑)

社長:1990年のイタリアでのワールドカップでゴールネットが六角形になっているのに気がついて、うちの会社でも作れる、と思って作りました。

…ぱ、ぱ、ぱく、パクリ!?(今の日本でパクリはちょっと…)

脱線して六角形ゴールネットについて検索してみたら、イタリアの小さい網会社のインタビューが出て来た。魚の網を作る会社だったが、日本や中国の会社に押されてこの会社はスポーツの場に新路を開拓したらしい。もしやここがオリジナル?しかし、そうやって新路を開拓したのに…

番組の方に戻って、秋山先生が六角形について解説。

○ハチの巣の場合、より大きい面積を作る為に六角形になった。ハチ自身は丸く作っているつもりだろうが六角形になるんだろう。
○雪の結晶の場合は、元となる氷晶自体が六角形をしている。
…etc

六角形は安定感があり、合理的かつ丈夫な構造を持っていると言う事で、航空機だの原子炉等、人間生活の様々な所で六角形構造(ハニカム構造)が使われているという事で締めくくられていました。

結局なんで自然界で多いのかと言えば、やっぱり合理的にできる形なんですね。(しつこい…笑)

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