●真珠の耳飾りの少女
昨日、コリン・ファースとスカーレット・ヨハンソン出演の「真珠の耳飾りの少女」(2003年度作)を観ました。
…画家フェルメール役のコリン・ファースの長髪とアイラインに噴いた。
いやいや、そうじゃなくって。この映画は、アメリカ人の作家トレーシー・シュヴァリエが書いた作品を映画化したものだったんですね。全然知りませんでした。
主人であるフェルメールの家に仕えるようになったメイドのグリート(スカーレット・ヨハンソン)は、フェルメールのアトリエで、生まれもった絵画に対する優れた感覚をフェルメールに引き出され、絵画制作のお手伝いをしていくようになります。
羨ましい…!(笑)
彼女がやっていたその当時の絵の具作り、とてもやってみたいです。現在ではもちろんチューブに入った絵の具を買って来るだけですが、当時は鉱石をすり潰す所からやらないといかんのです。時代は1600年代。
そして内容としては、グリートの人間関係=フェルメールという画家に対する尊敬の念や精神的な深い部分での繋がりと、一方肉体で結ばれている肉屋の息子である彼氏という、双方の対比も面白いです。
しかし途中で、絵画を通して関わりを持ち、モデルを務め、フェルメールの絵画の良き理解者であるグリートに嫉妬狂うフェルメールの奥さん(の演技)が強烈。
映像もフェルメールの絵画を意識したライティングだったし、とても興味深い面白い映画でした。
そして、観終わった後に私がとった行動は
絵筆を握った。(かなり単純です。影響を受けやすいです。笑)
茜のおばちゃんにもらった絵の具、大活躍。(おばちゃん、ありがとう!!)
そして、購入以来陰が薄かったボビー・ワゴン(画像)も大活躍。本来は製図用の収納ワゴンとしてデザインされたものですが、便利に使えています。絵の具も筆も全部これに納める事ができるし、座った時、パレットやら何やらを置くのに丁度良い高さなのも良しです。