blog_migimatronica

父が死ぬ夢を見て、驚いて起きてしまいました。父が病床でそろそろ危ないという時、私が涙ながらに「い、いままで…色々教えてくれて…ウッウッ…ありがとう…ウッウッ…（泪）」と語ると、何故か父と母が顔を見合わせて爆笑。爆笑の勢いで父が絶命。

しかし、今入院している長年寝たきりの伯父ちゃんのような姿の父だし、顔も微妙に違っていました。伯父ちゃん、大丈夫かな…。しかし、私も死ぬ時は爆笑しながら死にたいと思いました。

まだ外は真っ暗です。

昨日は、ゴールデンチケットを見つけて（嘘）チョコレート工場見学に行って来ました。

場所は以前お伝えしたフリーモントという町にあるTheoというチョコレート屋さん。大昔は路面電車の車庫、そして近年まではビール工場として使われていたレンガ造りの建物が、2005年3月からこのチョコレート工場に変身。

受付で予約した事を告げ、他の予約客が揃って合計5人（リアルでチャーリーとチョコレート工場状態）で工場見学開始。

清潔でガラーンとした工場内には、チョコレートの川の代わりに、ドイツ製の様々な機械が設置されていました。カカオの精製、ロースト、ペースト状etc、全ての工程をそれらの機械で行っているそう。工場で働く人はたった27人だそうです。

…残念ながらウンパルンパではありませんでした…（笑）

Theoの社長は、チョコレートに対してかなりのポリシーを持っている人で、カカオはオーガニックでフェアトレードのもの、チョコレートに使用されているお砂糖はスウェーデン産のビーツシュガーを使用しているとか。

そしてTheoという社名の由来は、Theobroma Cacao（カカオの学名）だか、theobromine（テオブロミン…チョコレート中毒をおこす成分）からきているそうです。（どっちか忘れた）

工場見学では、ここで製造されているチョコレートのほとんどや、ニブ（ローストしたカカオ豆を砕いたもの）を試食させてくれます。ミルクチョコ好きな私には、91％カカオのチョコはちょっとキツかったですが、どのチョコも後味の良さにはビックリ。また、カカオが産地によって全く違う味だとよく分かりました。

私たちが見学をしている際、社長が直々に別のグループを工場案内していました。この人がまた非常に人の良さそうな、元気はつらつで始終ニコニコとゴキゲンな社長。ウィリー・ワンカとは雰囲気の異なる人でした。（笑）

この工場では、包装までも行っています。これも完全オートメーションではなくて、ほぼ？手作業に見えました（窓から覗いただけ）。そしてパッケージのイラストは地元のアーティストによるものだそうです。そこかしこにこだわりをこれでもか！と感じる、チョコレート工場見学でした。

製造されているチョコレートは、産地別カカオ使用のTheoシリーズ、面白風味？シリーズのPhinneyという板チョコ２種とコンフェクション。カスタムでイースターエッグ等を製造しているそうです。

ミルキーな方を好む私はPhinneyシリーズが好きです。チャイ味やブレッド＋シーソルト、地元で焙煎されたオーガニックコーヒー使用のコーヒー味…それからココナッツカレー風味など。

そのココナッツ・カレー風味は、やはり好きな人と嫌いな人まっ二つに別れるそうです。私には、このスパイシーなカレー味とチョコレートはアリ！

どんな職業でもそうだけど、確固たるポリシーを持っている人、会社はカッコ良い！と思った工場見学でした。