●日本の伝統文様
去年、ロンドンの駅の売店でHanna Werningの絵ハガキを何枚か買い、その一枚を使って社長(プロップ)と文鳥一家にお手紙を書いて出していました。
先日、その絵はがきをふいに見つけて「何を書いたっけ?」と確認すると
プロップヘ
ふわ、ふわ、ふわ、ふわ
スーさん
非常にたどたどしい日本語でスーさんからのメッセージが!「ふわ、ふわ、ふわ、ふわ」ってナンダ、ソレ…。(笑)
そして、このHanna Werningのデザイン(画像)、素敵ですよね。図案化された植物と動物、色のバランス、配色や配置が絶妙。改めていいデザインだよなぁ〜と思いつつ眺めていたのですが、ふと同時にウイリアム・モリスや日本の伝統文様が脳裏に浮かびました。
こんな時、日本に住んでいたら国立博物館等に行けるのですが…取りあえず、アマゾンで本を買いました。
「すぐわかる 日本の伝統文様」並木誠士監修(東京美術刊)
なかなか興味深いです。もちろん写実的な表現の文様も数あれど、抽象化、簡略化された図案の中には、現在でも色あせない…イヤ、逆にかなりモダンでオシャレなものもあります。
特にこの書籍で紹介されているもので個人的に気に入ったのは、酒井抱一による小袖の文様や、妙法院蔵の古今和歌集蒔絵硯箱蓋裏「梅に鶯」など。どれも構図や間の取り方等が絶品。センスの良さを伺わせます。
美術意外にも、道徳やら伝統的なしきたり…日本は古いものから学ぶ事がたくさんありますね。
もう一冊買ったのは、先日テレビッ子の母から聞いた第二次世界大戦時の駆逐艦「雷」の逸話を纏めた書籍「敵兵を救助せよ!」です。こちらはスーさんに読み聞かせたい。(笑)