●シアトルースポケーン、540km
一日でも更新しないでいると仲間内で死亡説が流れるみぎぃです。昨日はエコノミークラス症候群で死ぬかと思いました。
スーさんの用事で、スポケーンという町に行ってきました。そこは、ワシントン州ですが、ほぼ隣りのアイダホ州に近い場所。シアトルからI-90で東に540キロ離れた所です。ワシントン州をほぼ横断した事になります。
朝10時半頃家を出発。
カスケード山脈を越え、灌木(良くみたらラベンダー)だらけの非常に乾燥した砂漠地帯を通りこし、延々広大な畑が広がる農地(とうもろこし、じゃがいも、小麦、またアルファルファ等の牧草類)を越え…
とにかく単調な景色が続きます。特にカスケード山脈から向こうは非常に乾燥しており、太陽もギラギラで辛かったです。
走っても走っても…延々こんな感じ
さらに動物好きにとって辛かったのは、多種多様な生き物が路上で轢かれて死んでいた事。
小熊っぽいのやら、スカンクまで…(泪)
車内が猛烈に臭くなったのでスーさんの放屁を疑っていると…「スカンクが轢かれてるな」と一言。しばらくしたら、本当に体に白い線のある黒い生き物、スカンクが路上に横たわっていました。うっうっ
匂い袋から匂いが漏れているようで、窓を閉めていても非常に臭かったです。さらに帰り道に通りかかっても臭かったです、反対車線なのに。可哀想なんだけど臭い…ゴメンネ、スカンク。
午後4時過ぎ頃、スポケーン到着。
あまりに砂漠と農地が延々続いていたので、どんな場所かと心配しましたが、想像よりもビルのある町。古いレンガ造りが多く、目についたのは点在する教会でした。人口の90%以上は白人だそうで、教会帰りの正装した家族がゾロゾロ歩いていました。用事で会った人は旧ユーゴからの移民のおじさんだったし、その教会帰りの人もどちらかというとスラブ系っぽかったかな?
さらにダウンタウン近くを走っていると…
滝を発見!スポケーン滝。
かなり大きい滝で、私が今まで見た滝で一番大きいというか、かなりの水量でパワフル。ダイナミックな滝。かなり圧倒されました。私の腕前のせいで、滝のダイナミックさが表現しきれていないのが惜しい所。
そして、川岸に第一町獣発見!これは一体なんという生き物でしょう?顔はリスのようで体が60cm程度、結構大きい彼でした。ビーバーではなさそうです。スーさんが手を振ったら顔をひょこっとあげて見上げていました。
そして、数十メートル下流にも再び滝が!
肝心の用事は30分程度で済んで、再びシアトルにトンボ帰り。5時頃スポケーンを出発、家に到着したのは夜10時半。足がパンパンでクタクタ。結局、往復12時間の間、車から出たのは合計1時間程度。12時間と言えば、東京からロンドンまで行ける時間だヨ…。
途中、コロンビア川の流れる渓谷にて。手前に見えるか分かりませんが、小さく生い茂っている植物はラベンダーです。ここはアメリカならではという、かなり雄大な景色でした。
これだけ延々走っても同じ州…アメリカはデカイ!
改めまして、デ・カ・イ!SA・KU・YA…!
ちなみに、東京から大阪間が500km位だそうです。東京ー大阪を車で日帰りなんて考えただけでも疲れそうですが、昨日はそれをやったってワケですね。しかし、この長丁場を超えシアトルダウンタウンのビルの灯りを見た時は心底ホッとしました。
一方、スーさんは今朝平然と起きて何事もなかったかのように出社していきました。
コメント
スポケーン!名前からしびれてしまいます。
お、みぎぃさんも洗車したのに2週間も臭ってしまうあのお方!、スカンク氏に出会ってしまったんですね。。。その愛くるしいお顔からは計り知れない強烈さ!
キャンディ・キャンディに出てくる丘の上の王子様がペットとして飼っていたけど、無理っす。。。
スポケーン滝も自然の雄大さが伝わってきてます!
Posted by: チー | 2007年05月08日 13:24
アハハ、でも毛が抜けたらスポーンだよね…
と、くだらない事は置いといて。
スカンク、今回初対面だったよ…こんな形で対面するとは(泪)
しかし、本当に強烈な匂いがするね〜。ビックリしたよ、本当に。
あぁ〜そうだ!なんだっけ、ピッピだかプップだかって名前だったような。
しかし、チーちゃんもよく知ってるなぁ。(笑)
Flickrに写真貼ったの、見てくれたかな?
Posted by: みぎぃ | 2007年05月09日 17:21