●掃除機とおじいちゃん
見えにくいかもしれませんが、中央に写っているダークグリーンで縦長の物体、なんだか分かりますか?
Superior Vacuum Cleaner(※これは我が家ではありません。アンティークショップの店内です。)
掃除機!手動の掃除機です。アンティークショップで130ドルで売られていました。年代は分かりませんが、相当古そうです。
どうやって使うのかと言うと、ハンドルを片手に持って、天辺から出ている棒を上に引き上げて、埃を吸い上げるらしい。しかし、吸引口が15cm程とかなり小さい。シュポシュポと吸って、移動して…一部屋掃除するのにどの位時間かかるだろう…?
掃除機というよりも手動吸引機?
電気を使わない掃除機と言えば、以前住んでいた所の上の階のクライドじいちゃんは、よくカーペット・スウィーパーで絨毯をコロコロ掃除していました。
…クライドじいちゃんと言うと、一度文鳥パパを助けてもらった事があります。
一家を放鳥していた時、パパが冷蔵庫の後ろの隙間に落ちてしまった事がありました。冷蔵庫が重くて私一人では移動できず、しかもスーさんはサンフランシスコ滞在中。まさに号泣しながら一階のギルおじさん(管理人)に助けを求めに行こうとした時、エレベーターでクライドじいちゃんと出会って、冷蔵庫を動かしてもらいました。
もし、クライドじいちゃんがいなければ、パパは死んでいたかもしれません。クライドじいちゃん、本当にありがとう。いつまでもお元気で…
掃除機のできるまで
掃除機以前:モップやブラシやほうき等を使用
1858年:カーペット・スウィーパーが登場
1869年:電気ではないけれども、手動で吸引口のついた木製の掃除機の販売開始。(画像の掃除機がこれクサイ?)
1875年:手動だが、吸引口に回転ブラシ付きの掃除機を開発。
1905年:サンフランシスコのチャップマン&スキナー社によって初の家庭用電気掃除機が開発。その重さは92lb(41.7kg)!
1908年:Hoover社によってフィルター付きの掃除機の販売開始。重さは40lb(18kg)に軽減。
アメリカの現代の電化製品って、ある程度形が出来て少々改善してから、あまり進化してないような気がする…。
コメント
わかるぅう~!
鳥ちゃんとかって、<ぇえー!?>と思いもよらないところに入っちゃいそうですものね。
クライドおじいちゃんは、命の恩人だ!!!
わたしの中では、マシュー(赤毛のアンより)みたいなイメ~ジです
Posted by: うさこ | 2007年05月13日 04:10
うさこさん
この時は本当に困りましたよ。まさか冷蔵庫の後ろの隙間から
鳥が落ちるなんて思ってもみなく、その後すぐに隙間を塞ぎました。
おじいちゃん、本当に命の恩人です。その時ですでに84歳。
老体に鞭をうってあんな重い冷蔵庫を移動させてしまって
ちょっと罪悪感も感じています。
おじいちゃん、常に身だしなみに気をつけたダンディーな
ジャガー乗りで、部屋なんかもまるでインテリア雑誌の
1ページのようでカッコ良かったですよ。
Posted by: みぎぃ | 2007年05月13日 11:53