●伊勢型紙
先日、シアトル・アジア・ミュージアムで素敵なものを見ました。
着物の模様をつける「伊勢型紙」というもの。
紙をカットして模様を作っているのですが、それがとにかく繊細。細い細い線や細かい点々が丁寧に均等にカットされていたり、一体どうやってカットしてるんだろう?…と大疑問。
どんな道具を使ったんだろう?
まさか機械は使ってないよなぁ…
ギャラリー横の別室では、伊勢型紙に関するビデオが上映されていました。そこには、様々な道具を駆使して、根気よく切り抜いている職人の姿が…
やっぱり手でやってたんだ。これぞ紙技(神業)!!(笑)
検索していたら、紀尾井町に伊勢型紙美術館(サイト)を発見しました。ふひ〜、行きたい!
そして、同じくミュージアムで出会ったのは、私の好みのタイプど真ん中!
それは、仏像デス。
アフガニスタン近辺の、アルカイック・スマイルのたおやかな仏像です。
昔から、「どんな顔のタイプが好きなの?」と聞かれると「シルクロードの向こうの方のアルカイック・スマイルの仏像みたいな顔」と答えていた私。
大学時代の友達にも同じように答えると、彼女はこう言いました。
「あの血管が浮き出てガリガリに痩せた辛そうな仏像!?」
…それは…それは…苦行像では!?
彼女には全く伝わりませんでした。
コメント
もしかして、ガンダーラ仏といわれるものでしょうか。実は、中学生の頃相当はまって、自由研究のように、新聞を切り抜いたり、本を読んだりしたことがあります。
違うかもしれないけれど、ガンダーラ仏もやさしくて賢そうでおっとこまえで、乙女のハートを打ち抜いてくれました。
今でも好き。(*^-^*;
伊勢型紙のサイトも拝見しました。
いやはや繊細すぎて・・・・息もできそうにないです。職人ってすごい。
Posted by: まあ | 2007年06月07日 05:06
まあさん!そうだ!すっかり「ガンダーラ仏」という単語が記憶の
彼方へいってしまっていました…
当時、友達にはガンダーラ仏の顔と話していたと思われます。
検索したら、苦行仏もあった。。(笑)
当時の相手がまあさんだったら、二人で盛り上がったでしょうねぇ!!
思い出させてくれたまあさんに感謝!
伊勢型紙、模様も素晴らしいんですよ〜
しかし、デザインセンスや技術的なもの以上に根気と努力の型紙ですね。
Posted by: みぎぃ | 2007年06月07日 06:24