●肉なしハギス
突然、ハギスが食べたくなった!
ハギス…それはスコットランドを代表する食べ物。羊の臓物等でできた巨大ソーセージのような食べ物…最近はソーセージみたいな形のものばかりではないようですが
もちろん、羊のそれはウチでは食べられないので、ベジタリアン・ハギスのレシピを検索。あったあった。レンズ豆やオートミールや野菜で作るもの!
レシピはVegetarian SocietyやBBCのサイトを参考。
調べてみたら、このハギスがやたらバーンズ・ナイトの食事と書いてあるわけです。一体バーンズ・ナイトとは?…スコットランドを代表する詩人、ロバート・バーンズの生誕を祝う日でした。UKnowのサイト参照
しかもその日は1月25日。冬じゃん。そうだよなぁ〜、ハギスっていかにも冬って食べ物だよなぁ〜(笑)
まぁ、今日は七夕だし、遅れたバーンズ・ナイトという事で!
取りあえず、作るのにエラい時間がかかった…疲労困憊
しかし、できあがったハギスを食べたスーさんは泣いて喜んでいました。(笑)そして、思ったよりも(自分で作った割には?)美味しかったです。多分日本にいたら絶対食べないと思うけど。
バーンズ・ナイトでは、このハギスとスコッチ・ウイスキーを楽しむそうです。ウイスキーは買えなかったので、スコットランド産エールWee Heavy(笑)を入手。しかし、お酒の弱い私は50mlでイッパイイッパイ。耳まで熱いよ〜!
画像の器内右上の物体は、スーさんに作らせたマッシュポテト。確かミキサーで作っていたようですが、スライミーで気持ち悪いマッシュ(?)ポテトでした。マッシュポテトはやっぱりテニスラケットでポテトをバシッとはたいて作らないとね。
多分、誰も作らないとは思いますがー(笑)
ベジタリアン・ハギスの作り方(約4-5人分、多分)
玉ねぎ(100g)、人参(50g)、マッシュルーム(35g)をみじん切り
ピーナツ(35g)、ヘーゼルナッツ(25g)もみじん切り
・オーブンを190度に設定
・玉ねぎを炒める。そこに人参とマッシュルームを入れてさらに炒める
・缶詰のレンズ豆(50g)とレッド・キドニー・ビーンズ(25g)をそこに投入
・さらに上記のピーナッツとヘーゼルナッツ、ベジタブル・ストック(600ml)、醤油(30ml)とレモン汁(15ml)、乾燥タイム(7.5ml)、ローズマリー(5ml)、カイエンペッパー少々、ミックススパイス(7.5ml)を入れて混ぜる。
・10分から15分程そのまま加熱
・さらにオートミール(200g)を入れて弱火にして15分から20分加熱。
・その後、オーブン用の器に入れて、オーブンで30分調理して完成
BBCのサイトの方ではソースの作り方が載っていました。
シャロットを炒めて、そこにディジョンの粒マスタードとシングルクリーム(脂肪分18%のものらしいけど、普通の生クリームを使いました)を入れて火を通す、というだけのもの。
また、サイドにTatties & Neepsを添えると書いてある。これ、一体なんだ!?と思ったらTattiesはポテト、Neepsはターニップ、それをマッシュしたものをサイドにするとの事。※ターニップは外見は赤っぽいけど、中身は黄色くて辛みのない大根みたいな野菜。