●ヒロシ・セレクション - パート・ド・フリュイ -
昨晩、パート・ド・フリュイの材料の買い出しに行きました。
このパート・ド・フリュイ、もちろん今まで作った事はありません。ラズベリーのピューレをペクチンで固めてゼリーにしますが、ジャムに使うようなペクチンは使えないらしい。
パート・ド・フリュイ用のペクチンなんてシアトルで絶対見つかんないぞ!?
と、思ったら、アメリカではそれをアップル・ペクチンで代用するという情報が!
なんと、りんごからアップル・ペクチンを作る方法などが検索に出て来ます。が、まさかラズベリーからピューレを作ったばかりで、さらにりんごからペクチン…!?
それはいくら何でも疲れ過ぎ。(笑)
というわけで、サプリメントとして売っているアップル・ペクチンを見つけ、これまた使った事も買った事もないクレームターター(Cream of Tartar)という物質(酒石酸水素カリウム、クエン酸の代わり)も買って来ました。クレームターター…名前がカワイイ。
父ヒロシの好物なので作っていますが、自分はこのパート・ド・フリュイというお菓子は実はあまり好きではありません。
しかし!途中で味見してみると
うまっ!!ビックリ。
濃厚なラズベリーの酸味と甘さが。でも、やっぱり甘い。一晩放置なので、完成系の画像は明日にでも。(ちゃんと成功していれば…)
さて、ではでは作り方
ラズベリーピューレ : 1カップ
グラニュー糖 : テーブルスプーン1杯
アップルペクチン : テーブルスプーン1.5杯(上記砂糖と混ぜる)
グラニュー糖 : 1カップ
コーンシロップ : 1/4カップ
クレームターター : 1/2テーブルスプーン(同量の水で割る)
1、ピューレを火にかける
2、ペクチンと砂糖を混ぜたものを入れて良く混ぜながら沸騰させる
3、1カップの砂糖を入れる。よく混ぜる。
4、コーンシロップを入れる。よく混ぜる。
5、107度まで沸騰させる。
6、火からおろし、クレームターターを水で割ったものを入れて素早く混ぜる。
7、素早く型に入れる。
8、一晩そのまま置いておく。
9、カットしてグラニュー糖をまぶす
温度計がなくカンでやった結果、初回生産分は沸騰点に達していなかったらしく、敢えなく失敗。…何時間たってもジェル状のまんま…。再生産分は多分大丈夫。
鍋はステンレスや鉄ではなく、銅やホーローが良いそうです。