2008年12月20日

●こんな日は結晶観察

すっかり雪国のシアトルからお送りします。

昨日は昼間からヘリコプターが何時間も飛んでやけにうるさかったのです。何事かと思いきや、大惨事が起きる寸前でした!

なんと、真下に高速が走っている通りで、バスがスリップしてガードレールを突き破って高速に落ちそうになっている所でした。よく映画とかで崖から車が落ちそうになってるシーンがありますよね…

例えばイタリアン・ジョブとか。

しかも二台。バスには、ワシントン州東部?中部?にあるモーゼスレイクという町からやってきた学生が乗っていたそうです。無事で良かったけど、高速に落ちていたらと思うと…ガクガクブルブル

このバス事故以外でも、外からはアクセルを延々踏み込む車の音が聞こえてきますし、気取って歩いているお兄さんも転んじゃったりしています。やっぱりこういう時は雪の結晶の観察でもして家でおとなしくしているのが正解っぽい。

201208.jpg

これは今日の午後8時頃に撮影したものです。

かなり分かり辛いですが、実は微細なトゲ、氷のトゲがたくさんあるのです。(写真だと大きく見えるかもしれませんが、トゲの全長は大体1〜2mm程度です)

雲の中の温度が-3〜-5℃だと、このような棒状になるそうです。そして、前回私が撮影したような結晶になる条件は大体-15℃(雲の中の温度)で、上空の水蒸気が多いとさらに複雑な形になるそうです。

色んな気象条件によって姿形を変える結晶にかなりご執心。
さて、またベランダに出て観察するぞぅ〜!