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2007年07月16日

●達磨行者たち

bum.jpg本屋でひと際目をひくデザインのペーパーバックに惹き付けられて、手に取ってみると

ジャック・ケルアックのThe Dharma Bums

でした。懐かしい。
高校時代、ケルアックの「路上」はお気に入りの一冊でした。そして大学時代、構内で出会った友達がたまたま手にしていた古そうな本が、このDharma Bumsこと邦題「達磨行者たち(禅ヒッピー)」。大切な一冊だから必ず返してくれるならという約束の元、貸してもらいました。(確かに貸して戻って来なかった本、たくさんありますな…)

この「達磨行者たち」、内容は〜んー、もうすっかり忘れちゃったけど、簡単に言うと禅に傾倒している詩人ゲイリー・スナイダーとケルアックの交流について禅を軸に描かれたものだったと思う…(うろ覚え)

しかし読後、いたく感銘をうけた私は

禅の本を読み漁った。
…2冊も。(笑)
そして、しばらくはとある境地を開いた気分になっていました。結果、友達からは浮世離れしているだとか、足が地についてない等と言われるハメに。

bum_2.jpg赤と黒の二色刷りの表紙イラストがいい味を出していますが、これはノルウェー人カートゥーニストのジェイソン氏によるものだそうです。英語がヘタレな私には、中身にもこのカートゥーンで挿し絵がたくさんあったら良かったのに、と思うのです。(笑)

デレクさんの家族の友人に、その昔長崎の出島にいたオランダ人の子孫がいるそうです。そのオランダ人は出島に19年住み、来た当初は一切合切ワケ分からない日本に馴染むため、まず日本語が分からないとお話にならないと猛勉強したそうです。一方、英語が適当でも取りあえずどうにか生きている人→自分(コレじゃイカンね!汗)

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