2011年01月04日

●ドレの神曲

紀伊国屋で懐かしい本を発見してしまいました。

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「ドレの神曲」(右側)

大学生の頃図書館で借りてハマり、何度も何度も借りて読んでは絵を楽しんでいた、そういう本です。数千年の時を経て、とうとう自分のものにしました。

この本は、一言で言うとギュスターヴ・ドレ挿絵による豪華な神曲絵本。イラストは緻密な版画で且つ迫力がありますし、あの長い神曲が絵に沿って抄訳されているので、文章嫌いな人でも神曲ワールドが楽しめると思います。

神曲と言えば、ウィリアム・ブレイクも神曲の挿絵を描いていますね。テイト・ギャラリーで多分今でも展示されていると思います。ブレイクの方は水彩画で、線は柔和だけど生命力にあふれた筆致で(実は病床で描いたのに)、また独特な色使いがなんとも不思議な世界を醸し出していました。

ブレイク版のこの手の本はないのでしょうかね。

と思ったら、自分、持ってましたよ…集英社版のもの(上画像左側の三冊)。そういえば、何年か前に買って読めずに放置してたんだった(笑)こちらは文庫版で、イラストはごく小さく白黒印刷です。せっかくのブレイクの絵が勿体ない扱い。地獄編を1/3程読んだ所で完全放置でした…(汗)

そして、前にも書いたような気がしますが…神曲を読む時に聴きたい曲です。Balanescu Quartetの"No Time Before Time"↓


9:14付近以降は、天国でベアトリーチェとお別れするシーンで流してもらうとかなり胸が熱くなると思います!