2011年04月29日

●B-29の見学

現在、お友達のぽこ森ちゃんがウチに滞在中であります。昨日は、ブルース・リーのお墓を案内し、今日はB-29を見学に行ってきました。

今日のこのB-29の見学は、かなり特別な出来事でした。

現在、B-29の修復プロジェクトに関わっている一人の方が、マダムの知り合いです。以前から「もし興味があるなら見学させてあげるよ」と言ってくれていたようです。

しかし、実際に「(日本人である私も)行きたい」と言うと、おじちゃんはじわじわと不安になったようで「本当に大丈夫か?見て気分悪くしないか?」と、かなり神経質に心配していたそうです。

確かに、アメリカ人側にとっても神経質になるのも分かりますな。B-29はボーイング社の製造した飛行機ですが、ボーイングのMuseum of Flightですら、飛行機の歴史的背景から展示はしない(できない?)そうなんです。

歴史上何が行われた、実際にどんな事があった、というのは誰もが正しい知識を得ているべきだと思います。それを踏まえた上で、当時のアメリカの技術力だとか、どんな飛行機だったんだろう、何が出来てどんな風だったんだろう、なんてのも知る事は悪い事ではないとも思います。

おじちゃんには「大丈夫だから見学をお願いします」と、行ってきましたぞ。

場所は、ボーイングフィールド内になるのかな…パスを入れないとゲートが開かない所です。屋内で今も修復作業がおじちゃんを含めて有志の方々が進めていますが、ボーイング社の行っているプロジェクトではありません。

続く

そういえば、昔お友達だったイギリス人は、東京の町並みを見ながら「一度は戦争で焼けて何もなくなった所から、再びこんなに大きな都市になったんだよね。東京を見ていると頑張ろうという気持ちになる…うっうっ(一人で感極まってしまったようです!)…」と、涙目になって話してくれた事を思い出しました。