2005年11月30日

●ギフトの季節

paper.jpgある地元の日本語情報誌の特集は、季節柄、ギフトの特集だった。

シアトルはお店が乏しい。プレゼントを選ぶ時はいつも苦労する。

毎年、クリスマスにプレゼント交換をやっている高校時代の友達がいる。一昨年、彼女に何が良いか聞いたら「いかにもアメリカンなレターセットとペン」とリクエストが来た。しかし紙物専門店にいくと、二つ折りのカードばっかり。レターセットがなかった。ペンも探しまわったが、ぺんてるとかパイロットとか日本製を中心に事務用ペンしか見当たらない。

結局、事務用品を贈った…。orz

どこに行けば小洒落た文具を見つけられるんだろう?その他のギフトももちろん苦労するし。値段もそこそこで、プレゼントを開けた時にカワイイ!と思ってもらえるような雑貨などを買えるお店、ないんだろうか!?そんなわけなので、シアトルで気の利いたギフト用品を購入できるようなお店が掲載されているんだろうと期待して誌面を開いた。そうしたら

チョコレート屋一店
私の心中→美味しいチョコはどこでもあるだろう

ガラス工芸品屋一店
→シアトルはガラス工芸が有名のようだが若者がもらって嬉しそうなのがない

台所用品屋一店
→アメリカンな台所用品はあるかも知れんが独身者にはあまり興味ないかも
 
和物グッズ?屋一店
→和雑貨を何もアメリカで買う事はなかろう

これしかなかった。

誌面を開いた事に後悔した。
世界の物でもなんでも手に入るトキヲはやっぱり恵まれている。

2005年11月29日

●虫の居所が悪い

poop.jpg実は先日から、社長が虫の飼育を開始した。社長はその虫の繁殖にも成功させているようだ。

…実はその虫はうさぎギョウ虫であります…(恐)ニョロ系が苦手な私には非常に気持ち悪い代物でごわす。何故気がついたかと言うと、フンを見たら牧草の繊維以外の小さい物体が表面にくっついていたからです。

取りあえず、我が家の文鳥っ子が以前お世話になったThe Pet Medicine Chestと、うさぎエキスパート・スタリア姉さんオススメの獣医に連絡した。

The Pet Medicine Chestはハーブを主体とした動物の為の自然派薬を販売している会社だ。そこの人からは

うさぎは餌からギョウ虫の卵を摂取してしまうから、どのうさぎも大抵ギョウ虫を持っている。これは避けられない。一年に一度は虫下しを飲ませるといい。

スタリア姉さんによれば、うさぎは薬の作用によって腸内のバランスを崩し、健康を害する事があるらしい。なので、体に優しそうなそこの会社のハーブの虫下しを購入した。

その後で、一応獣医にも電話した。

ハーブの虫下しが効かないようだったら、フンだけでいいから持って来てください。

思いのほか、皆の対応が落ち着いていた。落ち着きすぎていた。

早くPet Medicine chestの薬、来てくれー!ニョロはこれ以上我慢ならん〜!

2005年11月28日

●La Vita e Bella

p_nemu.jpgサンクス・ギビング・デーの前の日、スパゲティを食べに行きました。
普通、日本に住んでたら、わざわざスパゲティ食べに行きましたなんて書かないんだろうけど…(笑)

何はともあれ、アメリカのスパゲティは…殺意が芽生える程マズい。(笑)
全体的に言えるのは、茹で過ぎ。
(まずい店だとさらに)スパゲティの麺自体の味がない。
(まずい店だとさらに)ソースが給食のミートソースよりもマズい。
「一般的アメリカのスパゲティに比べたら給食のソフトメンは十杯はイケる」と言えばどの程度か分かってもらえると思う。

私の嘆きを知ったオタク友達が、私の為に美味しいパスタが食べられるというベルタウンの"La Vita e Bella"というレストランに連れて行ってくれた。

このレストランのオーナーはシチリアから来たマンマと息子達(多分)だそうだ。この時点で期待度高。その日のスペシャル、シーフードのスパゲティを注文。味は確かにウマい!麺は若干柔らかめだけど、パスタは自家製だと言ってたのでそのせいだろう。個人的には乾燥麺のシコシコの方が好きだけど、そんな事はどうでもいい。

でも、高い。地味に高い。
シーフードってだけでスパゲティが18ドル近くもした。税金とチップも入れたらかなり高いスパゲティじゃないですか。

逆に、この値段でマズかったらやってらんない。
この国には他にもイタリア人がたくさん住んでいるわけですし、もっとこう、日本のように例え安くても普通に食べられるスパゲティってないんですかね。

話を戻すと、お腹がそれほど空いてないにも関わらず、スパゲティの方はあれよあれよという間に日本でいう二皿分の量をたった一人でさくっと食べてしまった。(半分の量で値段も半分にしたら問題解決か)
おまけにデザートとしてヌテラのクレープまで食べてしまった!
スーさんも驚く程、まるでその様は「飢えた餓鬼」

美味しいを連発した私に、オタクは嬉しそうに目を細めた。

でも結局、食べ過ぎてお腹を壊した。
嘘じゃなくて本当に。(笑)

※この日もカメラを持って行くの忘れた!

2005年11月27日

●ハチドリ

hachi.jpg奴らが帰って来た!いや、来た!が正しいのか。

3月に引越して来た所は、高台の一番上の階(6階だけど)、見晴らしが良すぎて周りに隠れる事ができる木もない。しかも、窓の近くを飛んでる鳥は鳩とカモメなどの大きめの鳥ばっかり。

絶対これじゃ来ないと思ってた。
一応、ベランダに餌やりも設置したけど、もう諦めてたからそのまま放置。中のシロップもカラカラに乾いて半年以上経過していた。

しかし
来た。今日。いや今までもきっと来ていたに違いない。

ハチドリ。

目で見る感じ、本当に極小で4センチくらいの体長の小鳥。花の蜜を吸って生きている。今日、ふと気がついた時には、そのハチドリは餌やりの赤い部分(プラスチック)にしきりにクチバシをつけていた。きっと赤い色が花に見えたのかもしれない。しかも、中には餌も何も入ってない。

今ベランダに出たら逃げてしまうので、ただ「餌がなくてかわいそう」と見守るはめに。彼が諦めて去った頃、慌ててシロップを作った。

そして、餌やりを二つもベランダにぶらさげた。

ちなみに、5軒先に住んでた所は、3階で周りに木も多く、隠れる所がたくさんあったので、餌やりを設置しておくと一日に何度もやってきては餌を飲んでいた。そしてそれは必ず冬だった。普通、ハチドリって寒くなると南に帰るんじゃないのかなぁ?でも、まだハチドリの種類も何も分からないから謎。

今日の写真は、去年の秋そんな姿をスーさんが撮影したものです。今日来たのもこれと同じ色のハチドリ。
他にもハチドリの写真を見たい人はココ

2005年11月26日

●超濃い?台湾版キャラメルコーン

koi.jpgまぁ、昨日アップしたホイル焼き椎茸の写真、実はあまり美味しそうに写ってませんよね。でも、本当に美味しかったんダヨ!嘘じゃないヨ。(笑)

昨日ニュースで見たこと。→どこかの州のおばさんがBest Buy(電化製品等を販売するヨドバシっぽい店)で、息子へのクリスマスプレゼントとしてXBOXを買った。しかし、商品を持ってお店から出たら、銃を持った少年達に脅されてXBOX盗まれたというなんとも悲惨なニュース。クリスマスの日、息子は何をもらえるんだろう。(涙)

所で、こんなものを見つけたんです。
台湾製、キャラメルコーンのようなお菓子。しかも、パッケージに日本語が書いてある。そのうたい文句がすごい。

【イチゴ練乳味】

「いちご煉乳」
「新鮮ないちご使用」
「厳選したいちご入り」

「新鮮ないちご使用」と「厳選したいちご入り」、これはどっちかでいいんじゃなかろうか?

そして、極めつけ

「超濃い」

何が超濃いんですかぁ〜! しかも、上三つは普通の日本語だったのに、突然一昔前のコギャルのように…。

一方、【練乳味】は

「れん乳入り、濃厚な味わい」
「厳選したとく濃れん乳使用」

そして、ここでも

「超濃い」

濃厚、とく濃と来て、さらに超濃い。どんな濃い味のお菓子なのか!想像しているだけで、喉が渇いてきました。

さぁ〜、どれだけ濃いのか確認しよう。

…ウッスー!!
超薄味!期待ハズレ!!いや、もしかしたら「超濃い」だの「濃厚」だの書いてあるので脳内の分泌物が増えたが、実はお菓子としてはこれが普通の味?いや、しかし「超濃い」とは書いていない某キャラメルコーンの方が味がしっかりついている気がするナ。

アジアの国々のお菓子は面白い。パッケージすら日本のお菓子まんまのモノもたくさんあるし、このように日本語が書いてあるのもあるし、フィリピンにはOishii(美味しい)というブランドまであります。

koi_2.jpg

2005年11月25日

●椎茸へ、心より感謝

yaki_shiitake.jpg昨日、テレビでNYの感謝祭パレードを見ていたら、その中にPuffyの山車が出て来た。ハイハイPuffyアミユミ(?)のバルーンの下に二人がいて、ダラダラ歌っていた。

そして、感謝祭翌日である今日は「ブラックフライデー」と言うそうだ。ニュースでは各地の模様をお伝えしてるけど、どこも人でごった返してかなり混雑。シアトルのダウンタウンもセールで賑わってるのかな? しかし、セールってよく人が集まりますな。

本題に戻って、ぱるぱるさんの実家でも、椎茸を栽培した事があったそうだ。

しかも、本格的にホダ木を使用。

椎茸ブロック栽培者の夢、ホダ木…。いつか挑戦してみたいナァ〜。

しかし、なかなかうまくいかないもので、原木が黴びてしまったそうです。ちなみに、お風呂で育てていたそうです。そういえば、我々も最初はこの椎茸ブロックをお風呂のカウンターの上に置いておいたんですよね。真っ白になったのはそのせいかもしれません。

今日の写真が何なのかというと、食べたのはもう何日か前の事になってしまうけど…アルミホイルの上で焼けてバラバラにされた椎茸であります。うまく裂けなくて、三つに分割。

ポン酢をかけて食べました。私が一切れ…。スーさんが二切れも食べた。

そして、こんな美味しい椎茸は初めてかもしれない!
すっごいコリコリした歯触り。味も香りも椎茸の味が濃縮されている。「オレ様は椎茸の中の椎茸」という、彼の意気込みを感じた。

思えば、小さいポッチから始まって、不覚にもエッチ椎茸になり、さらにはドラえもんの手(ガッツポーズ)になり、英国紳士がさすような傘にまで七変化。色々と楽しませてくれた一粒種の椎茸。
最後はステキな味をプレゼントしてくれました。

ありがとう、椎茸。
君の事、ずっと忘れないよ…

2005年11月24日

●Tofurky

tofurky.jpgこないだ帰った時、私の父は「アメリカにはサンクス・リビング・デーってあったよね?」

生きてる事に感謝って日ですか、パパン…
なかなか奥が深いよ…(笑)

早速、今日が、サンクスリビング改め、サンクスギビングデーであります。各家庭では、ママが早朝から巨大なターキーを焼いて、家族が一同に揃って食べます。しかし、私はもちろん食べた事がありません(スーさんのせい)。これは食べたい!しかし、スーさんの実家は遠い。
ペットがいるので、中々二人揃って家を空けられないんですよね〜。といいつつ、旅行には二人で行くという鬼のような私たち。アハハハアヘアヘアヘ
クリスマスもこんな調子。アハハハアヘアヘアヘ

そんなわけでも、こっちでちゃんと行事をするスーさん。ベジタリアン用のターキーでTofurky(トーファーキー)という商品があるのです。大豆蛋白でできた巨大ソーセージの中に、通常のターキー料理のようにお米や野菜などが中にギッシリ詰まっています。それを毎年食べています。

所で、大豆蛋白でできた商品、こっちでは「Tofu(豆腐)」という単語をつける事が多いです。このトーファーキーも、豆腐という単語からなりたってるし、あと豆乳でできたアイスクリームにも「Tofutti(トーフッティ)」という名前の商品があります。

そこで一言いいたい。
お前達は大豆からできたというだけだろう!
豆腐を加工したわけではなかろう!

所で、スタバの日本サイトを見たら、クレーム・ブリュレ・ラテなんてのがありまして「うわぁ〜!美味しそう!飲みたい!ズルい!」と思った次第です。でも、クレームブリュレって牛乳と卵で出来てるよね。エッグノッグも同じ材料。これ、名前変えただけじゃん?(笑)
(もしかしたら、エッグノッグに入ってるナツメグは入ってないかもしれない)

あと、ふらぺんちゃんヨ…
あくまでも

エッグノッ

です。

横山エッグノック、チャイますねん!(笑)

貴方、罰としてスタバに行って「クレームブリュレ・チャイ」を注文しなチャイ!
………サムくなってきた。ま、今日は感謝祭なので。(苦)