●ミットグッチさんの絵本
父ヒロシが、本棚に本を返そうとする所に出くわしました。手に持っていたのは絵本。スキャリーおじさんのビジータウンかと思いきや、雰囲気がなんとなく違います。
「ちょ、その本なに!?」
呼び止めてみせてもらうと、アリ・ミットグッチさんというドイツの絵本作家の絵本で、タイトルは
"Bei uns im Dorf"
父ヒロシ曰く「昔からウチにある本よ?」…確かに昔、見た記憶があるような…。あー!思い出した!小さい頃はひたすらスキャリーおじさんのビジータウンが大好きで、似たこっちの本はばったもんだと思っていたんだったぁ…。
今見ると、スキャリーおじさんの本にはないしっとりさ?があって、色彩等がもっとヨーロッパ的。
ページ数は見開きで7枚。村の生活が楽しく愉快に描かれていて、描かれた人物がイキイキ、動物もイキイキしていて、眺めているだけでも楽しい絵本です。
こんな感じ。倒れた車を起こそうとする人々。雪遊びをする子供を屋根から見守る猫の親子と、牛舎からひょっこり顔を出す牛(見えにくいけど)。この村編の他、町編や海編などもあります。個人的に海編がとても欲しいです。