« 11日目 - インバネス | メイン | 13日目 - ギルフォード »

2005年06月02日

●12日目 - エジンバラ

edi1.jpgエジンバラ散歩の日。ケイシーは1人で散策にでかけ、相棒と一緒に外に出た。所で、学生時代イギリス旅行来た時、FULTONの傘を父へのお土産にした。しかし、その傘の軽さに母の方が気に入ってしまって、父よりも母がその傘を使っていた。今は日本でも500円とかいう値段で軽量傘が売っていて母も使っているが、やはりそのFULTONの方が使いやすいと言っていた。

それを思い出し、母へFULTONの傘を送る事にした。ついでに、自分専用のFULTONも買った。アイスクリームの柄。散歩途中で雨が降って来たので、買ったばかりの傘を使用。広げてみると、まるで幼稚園児が使うよな小ささ!(笑)コンパクトもコンパクトすぎて骨とかもちょっと弱そう。強風の時は使えなさそうだ。

そのままロイヤルマイルをずーっと歩いてみる。どうしても私がエジンバラで欲しかったのはバグパイプ。ロイヤルマイルにバグパイプ専門店がある事がわかったので行ってみると…値段が高すぎる…。買えない。ガックリ。以前、シアトルの楽器屋さんで買った練習用バグパイプがあったので、おじさんに同じもの持ってるけど、なかなか吹けないと話すと、おじさんがそのパイプで演奏を始めた。

正直、あんなヘボイ練習用パイプでいい音が出るとは思ってなかった。そのショーン・コネリーにどことなく似たお店のおじさんが目の前で器用に吹く、その音色に感激した。

おじさんが「試しに吹いてみな」と言う。えー!吹けないよぅ!!さっきご飯食べたばかりだし、お腹いっぱいで無理。と思いながら、押されて吹いてみると「プォ〜〜」ものすごい間抜けな音しか出ず、お店にいた人全員に笑われる。
恥ずかしい…!!

edi2.jpgそのお店を出て歩いていると、古本屋だが、子供の書籍専門店があった。相棒が「あ!」と叫ぶ所を見ると、ショーウインドウの中に「Ant & Bee」の古本がある。それも2種類。Ant & Beeというのは、もうすでに絶版の絵本なのですが90年代後半頃に再販され、その再販版をイギリスのおしゃれ友達が送ってくれた事があった。すっかり私はその絵本の虜になり、今でも大切な絵本だ。ショーウインドウに並んだ2冊は私が持っているものとは違うタイトルのもの。早速お店に入って、それを見せてもらうと、なんと値段が£20と£15。しばし悩むと、相棒が記念だし、なかなか見つけられないんだから£15の方買ったら?とささやく。結局£15の方を購入した。

edi5.jpgその後、美味しいケーキを出すPlasir du Chocolatというカフェで一休みをし、Museum of Childhoodに入って昔のおもちゃを眺めたり、それと相棒が行きたがっていたホテルすぐそばのカールトンヒル。丘を登ると見晴らしの良い景色が広がっている。すると、相棒はホリールードパークにも行きたいと言う。
ホリールードパークは学生時代に来た時、ホリールードパレスに行く途中、友達と道に迷って心細い思いをしながらここの山道を歩いた場所だ。(笑)

edi4.jpg黒いごつごつとした荒削りの岩壁にそって歩いて行くと、前方にうさぎ発見。そーっと近づくと、こちらを警戒しつつも逃げようとしない。逆に怖くなんかないもんといった風に、道ばたの草を食べ始めた。そーっとさらに近づく。結構近くまで寄れたと思った瞬間、草の陰に入って行った。

そんな時、相棒は一人でごつごつした岩を野人のようにどんどん登って行き、突端に立っていた。結構風は強い。私も行こうとしたが、風に吹かれて倒れそうになるので諦めた。草の音、小鳥のさえずり、中心部に近いのに自然の音がたくさん聞こえた。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://migimatronica.com/blog/mt-tb.cgi/2787

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)