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2005年11月12日

●Cartwheel

cartwheel.jpgしろくまからメールが来た。

「オーストラリアの友達がシアトルでギグをやるから見に行って欲しい」

いつも世話になっている彼からの指令には逆らえない。全く気が乗らないスーさんのお尻を叩いて昨晩見に行って来た。

デイヴとキャロルで構成されるカートウィールという男女の二人組だった。
デイヴは大柄だけど笑うとえくぼの出来る純朴な青年といった風。キャロルは小柄で読書が似合いそうな優等生風美少女だった。正直、私好みで一目会った瞬間に何か親近感がわいた。小柄だったせいかな?

彼らの音楽はエレクトロニック・ポップで、曲もかわいかった。なんか微笑ましいギグだった。しかし、場所が…

寒い!
すごい寒い。とにかく寒い。オマエは冷蔵庫かと言う程寒かった。
その場所はアーティストが共同生活をしているような、元はヨットでも管理していたような小屋とでも言うのか。(ヨットハーバーの近くにあったから)とにかくそこかしこにアートな作品が転がっているが、同時に荒れ果てた場所。
ギグの間は足からジワジワと寒さが来て、チワワのようにプルプル震えが止まらなかった。
カートウィールの二人も、ヤバい所に来ちゃったなぁという表情をしていた。

終わってから4人でお茶を飲みに行った。キャロルとは何か波長が合う。いや、向こうはそう思ってないかもしれないけど。(笑)友達になる場合って波長があったり、どこか共通点があるものだと思うけど、シアトルに来て以来こういう感覚になった(ガイジン)女性はキャロルが初めてでした。

でも悲しいかな、キャロルもデイヴも、今日ポートランドでのギグが終わったら明日オーストラリアに帰ってしまいます。

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