●Chitty Chitty Bang Bang
「チキチキバンバン」という映画をミュージカル化したもののポスター。しかも、このミュージカルでは主役の発明家をジェイソン・ドノバンが演じている。懐かしい人には非常に懐かしい人でしょう。(笑)
このミュージカル自体、観たかったけど時間がなかったのが残念。
昨晩、久しぶりに映画の方を見た。
すっごい楽しかった!この映画はカワイイ!
朝からチティチティバンバンの歌を口ずさんでしまうほど今現在ハマり中。
主人公は発明家だけあって、朝ご飯も自動でできる仕掛けが設置してある。「ピーウィーの大冒険」のピーウィーの台所の比じゃない。しかも、二人のコドモと発明家のお父さん(メリーポピンズにも出てるディック版大工←なんだこの変換)にはちゃんとソーセージと目玉焼きが出来たのに、おじいちゃんにはゆで卵一個だけしかできない。
しかもそのおじいちゃん、ネジが三本位弛んでるようなクレイジーぶりも観てて笑える。庭に小さい小屋が建てられている。しかも、立ってしか入れないような小屋。この小屋の存在がにんともかんとも、私的にツボ。おまけに台所もないのに煙突までついている所がイカス。これはおじいちゃんの不思議小屋?多分、おじいちゃんが昔の事を一人でブツブツ呟く為の小屋だろう。私もこんなクレイジーさを見習いたい。
ヒロインのお父さんが経営するお菓子メーカーの工場もカッコいい。白を貴重に黒い鉄骨を使用したデザイン。クラシックだけどモダンな内装だ。
それに、あのチティチティチティチティ…バンバンッと破裂音を出しながら走るあの車が最高に楽しい。半分手作りのわりには見た目がかなり豪華。
また、あのベニー・ヒル(コメディアン。たまにBBCアメリカで「ベニー・ヒル・ショー」を放送している)がおもちゃ職人の役で出てくる所もスゴい。彼を知らなくても、歩き方が笑える。
笑う箇所は随所にあるんだけど、私が一番お気に入りの場面は、穴ぼこだらけのキャンディーを飼い犬エジソンが口にくわえて…の場面。
内容も最高なんだけど、映画の中の色合いとか、モノのデザインとかも凝ってるし、CGなんてもちろん使ってないし、子供達を含めた出演者もいい。ディック・ヴァン・ダイクの歌と踊りもうますぎる。
…とにかく、観て幸せになる映画です。
もうコレ、DVD買う!
画像はミュージカル版の画像。