●痛いレーニエ山
今日は朝9時頃に起床。窓を見ると霧でスペースニードルが隠れていた。
昨日はかなりの晴天で遠くの山がくっきりはっきり見えていたので、「山に行きたい!!」と駄々をこねた。しかし、スーさんから「雪で行けないでしょう」と冷たく言い放たれた。
しかし、今朝起きてみると…
「さぁ、山に行くよ!」
へ?こんな霧なのに?
結局、時間も時間だったのでシャワーも浴びず、飲まず食わずでそのまま家を出た。取りあえず、お茶を入れた水筒とチョコレートを持って出かけた。
道に迷ったので、山まで三時間程かかった。山に近づくにつれ路肩は霜が降ったようになり、さらに進むと雪になり、さらに進むと道路が凍結していた…。しかし、山の方は晴天だった。
到着した所はレーニエ山。昔、日系人が「タコマ富士」と呼んでいた山。車を降りてちょっと散策してみると、民宿のような建物とお土産物屋の建物の軒先につららが下がっていた。
しかし、私はそれをクリスマスの飾りだと思ってしまった。(笑)
つららなんて、お目にかかったのは多分自分の人生で2回目くらいなんじゃなかろうか。しかも、結構長いつらら。
そこら一面が銀世界。雪は結晶が大きく成長して、サクサク、フワフワ。ちょっと遠くから見るとぬいぐるみのようだ。雪があんななっている様子も初めて見た。
しかし、やはりトレイルを歩いてみても雪が案外深くて足を取られる。50メートル程歩いてみた物の、なんだか修行のような趣になって来たので諦めて車に戻った。
車で山道を走っていると、さらにすごいものを発見。自分の身長くらいあるつらら!!スゴい。
そして車で走っていると川に出た。写真を撮ろうと車から降りてみる。もう雪で川なんだか雪の平原なんだかよくわからない。スーさんが川の方へ降りてみようというので、雪と石のごつごつしたかなり足場の悪い所を下って行こうとした時
石と石の間に右足が膝までズボッと入った!
しかも、膝を打った!痛い!
さらに、大切な大切なカメラをその石に打ち付けてしまった。
鬱。かなり鬱。激しく鬱。
半泣きでそこを這い出し、うなだれて車に乗り込み、そのまま、うなだれたまま帰った様はさながらお葬式だった。
カメラの方は壊れはしなかったけど傷がついてしまった。
しかし、大切なカメラに傷がついて鬱でもあるが、あれだけボカーン!とひどく打ち付けたにも関わらず壊れなかったのはスゴいと感動。
私は今日一体何をしに行ったんでしょうか。
でっかい青あざとカメラの傷をつけに行ったんでしょうか。
コメント
…いや、つららを撮影しにいったんだよ(笑)
見事だねぇ。。
その後、ミグさんは大丈夫なの?足・・
Posted by: ふらぺん | 2005年12月14日 22:03
つ、つららの撮影…(:D)| ̄|_
足の方はもう良くなりました!
Posted by: みぎぃ | 2005年12月17日 17:21