●Gnomes - 小人
カワイイ本を何冊か持っています。
その中でもちょっとした巡り合わせのあった本、ヴィル・ヒュイゲン著「Gnomes」について。(日本では遠藤周作他の翻訳で出版されてるみたい?)
シアトルでも随一の古い町並みが残る、パイオニア・スクエアという地区がある。そこに私御用達のおもちゃ屋「マジック・マウス・トイズ」がある。ここはおもちゃだけでなく、地階には絵本も充実している。ある日そこで買ったのがこの本。まず絵本を開いて、ノーム(小人)と森、生き物達の世界を描いた挿絵の世界に引き込まれた。まるで実在するかのように小人の体各部の説明や、モノ作り、生活の様子等について事細かに書かれていてユーモラスだし、面白い。小さいもの好きな人にはかなりオススメな本です。
そのしばらく後、昨日ここに書いたFreemont Antique Mallに出かけた。何か面白い物ないかな〜なんて、ガラスケースに細かい置物やおもちゃが並んでいるのを一点一点見て行くと、なんだかどこかで見たようなものが…
ノームの本に描かれた小人まんまがいる…!
一瞬、その本を毎日眺めすぎて幻覚を見たのかと思った。
しかし、実際にその主人公をモチーフにした高さ5センチ程度の小さい置物だった。アンティークショップに特に小人コーナーがあるわけではなく、シンプソンズやスヌーピー等、他の有名キャラクターのおもちゃ、雑貨に混じって、たったそのノーム一つだけポツンとケースに入っていた。
ショップのおじさんに声をかけて、ガラスケースから出してもらった。まだ未開封の新品。豆本もついていた。ウー!カワイイ!
家に戻ってマスコットをひっくり返して見ると、1980年Unieboekと刻印されている。20年も前のモノである事にさらにビックリした。おまけなのか、これのみで販売されていたのか知る由もない。しかし、よくタイミング良くこの本を買ったばかりの私に見つけられたもんだ。
私は非常に「宝物」が多い人間で、このマスコットと本も今では宝物の一つです。(笑)
小人繋がりでもう一つ。フィリップ・スタルクのこのストゥールがかなりカワイイ!
では出かけて来るぞ。
コメント
…で、どこにおでかけしたんでしょう?
Posted by: ふらぺん | 2006年01月22日 22:06