●桜のキャンドル
今朝、スーさんが会社にでかけたと思ったらすぐに戻って来た。
小さい箱を抱えて。
それは日本から送られて来た小包!ぱるぱるさん、どうもありがとうございます!そして箱をあけると…
いちご味のお菓子を始めろうそくや石けん等盛りだくさん。そして、中に入っていた手紙を開けると、一緒に出て来たのは、
社長デザインのタグ!
これが社長そっくりでよく描けているのです。思わず小躍りしてしまいました。(笑)
ろうそくがこれまたカワイイ!桜の形をしていて、桜の形の器も一緒に入っていました。フローティングキャンドルなので、早速水を入れてセット。でも、火をつけてしまったら勿体ないので(スーさんにやってもらわないと私はマッチもライターも使えないのですが)、しばしこのまま火をつけずに楽しもうと思います。
桜か〜。日本の桜、随分見ていないなぁ。学生時代が懐かしい。大学の授業の合間に千鳥が淵や靖国神社に友達と散歩に行っては桜を楽しみました。
シアトルにも、そこら中に(?)桜の木があります。かなりの早咲きで、先日出かけた時にはすでに咲いている木もありました。しかし、なーんか違うんですよね。
桜の樹の下には死体が埋まっている…
なんていうフレーズも久しぶりに思いだしたけど、こっちの人には桜の花も他の花も「同じ花」という認識しかないだろう…自分もこっちで桜の木を見てもただの街路樹の一つにしか見えない。日本での桜とは全く趣が違う。死体が埋まっていないから…じゃなくて(笑)、日本の空気や湿度、景色や泥酔した人(?)…etc、全てが混じり合って日本の桜は不思議な魅力を感じるのものになるのかもしれません。
学生時代のある日、駅で電車を待っているとプラットフォームの椅子に酔っぱらいのおじさんがいました。そのおじさんが、酔っぱらいながら、そしてニコニコしながらでかい声で独り言を言っていました。「桜はいいぞ〜!桜の木の下で酒を飲んでるとな、ひらひらと桜の花びらが器に舞い降りて来るんだよ。ひらひら〜っと!そんな酒を飲むのが粋ってもんだよ!」
スゲー!酔っぱらってるのに、なんて素敵な事を言ってるんだ。(笑)
そういう楽しみ方、心、こっちの人には理解できないだろうなぁ。ただ桜の木の下で大騒ぎしているグループを見てはなんじゃこりゃという顔をしてるんだと思う。(→例:東京画)
…日本は粋な文化のある世界でも稀な素敵な国だと思いますよ、本当に。