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2006年02月27日

●The Collector

collector.jpg今日は歯医者で合計3本の治療をし、ヘロヘロで帰って来た。

麻酔であまりにもフラフラするので、寝ながらテレンス・スタンプ主演のコレクター(1965)という映画を鑑賞。

この映画は、The SmithのシングルWhat Difference Does It Make ?のカバーアートに使用されたり、The Jamはこの映画からThe Butterfly Collectorという曲を作ったという映画。

内容…職場では虐められ、蝶の収集が趣味の孤独な銀行員がサッカー賭博で大金を手にし、郊外にチューダー様式のお屋敷を買う。そこで以前から憧れていた女性を誘拐してお屋敷のセラーに軟禁…

ほぼお屋敷とセラーの中で繰り広げられる主人公と女性のやり取りのみだが、自分、麻酔でヘロヘロの状態でも最後まであっという間に観てしまった。テレンス・スタンプの目の演技は鬼気迫るものがあり、実際これでカンヌ映画祭の主演男優賞を取ったらしい。

映画の話とずれるが、蝶の収集と言えば、高校の生物の先生が蝶の収集で有名な人だった。授業の合間によく山での蝶の収集にまつわる話をしてくれた。

もう詳細は忘れたけども…
先生が山の中で遭難(?)した時、ヘリコプターが救助(?)にかけつけてくれた。まず最初に食物の入ったダンボールを投げてくれたが、投下場所が悪く川にドボンと落ち、崩壊した箱からキャベツやらなんやらバラバラと流れて行ってしまったそうだ。そして、先生は泣きながら流れるキャベツを追っかけたそうだ。

ある時、再び山で遭難。死にそうになりながら歩いてやっと道路を発見。フラフラと下って行ったら、透き通るような肌のアルビノの兄弟が助けてくれた。その人達に甘えて家に上がらせてもらうと、一家全員アルビノのご家族が出て来てちょっとビックリ。たくさん食事を用意してくれて、腹ぺこの先生はたくさん食べてしまった。今でも先生はこの一家を命の恩人として感謝しているらしい。

先生の蝶の収集量はとてつもなく多く、日本だけでなく世界各国に赴き、私が高校生の時点で、なんと自宅三部屋が蝶の部屋だった。そして卒業後、この先生がNHKに出演して蝶の話をしていた。(笑)

この先生にはテレンス・スタンプもビックリだろう。

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コメント

先日のイースターのお話。今回の歯医者で一気に3本の治療のお話。
文化の違いがいろいろ面白いです♪
でもウサギは世界共通ですね♪ゴロンチョは万国共通だぁ♪

なおこさん

一日に三本の治療は…

やはり無謀だったようです。(笑)
昨日一日屍のようになっていました。おまけに昨日頑張って書いたこの記事、内容がメタメタですね。(苦)

確かにうさぎは万国共通だぁ〜

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