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2006年03月01日

●私のヒーロー

スーさんがノルウェー人の南極・北極探検に関する番組を見ていた。

それでふと思いだしました。

私のヒーロー、
ロバート・ファルコン・スコット(1968-1912)

イギリスの南極探検家。世界初の南極点到達を目指し、南極へ。しかし、彼が南極点には到達したのはノルウェー人のアムンゼンに遅れる事一ヶ月後。しかも、その帰路で激しいブリザードに足止めされ、設営地で結局死んでしまった。

彼の伝記を中学時代に図書室で見つけて読み、感動。3年間図書委員で通した高校時代、図書室で再び彼の伝記を見つけ、夕焼け小焼けの図書室で涙を流しながら読んだ。ほとんど内容を忘れちゃったけど…

番組を見ていたスーさんによると、アムンゼンは北カナダのイヌイットと友達になって極寒での過ごし方→防寒の為にはキャリブー(北米産トナカイ)の毛皮を使う事や食料(アザラシや魚)の取り方と食べ方、イグルーの造り方等を一通り学んだらしい。

ちなみに、アムンゼンはイヌイット語を知らなかったけど、まず挨拶語2つだけを覚えてイヌイットと友達になったそうです。今でも、そのイヌイットの村にはノルウェー系の血をひくイヌイットが住んでいるとか。(※アムンゼン自体の子孫はいないみたいです)

むぅ〜。アムンゼンめ、なかなかの策士。

その準備万端度から、もしどっちかの隊に参加する事になったらアムンゼン隊に行ってしまいそうな自分がいる。(笑)しかし、人としてはスコットだな。なかなかハンサムだし(髪の毛フサフサならもっと)…とどのつまりはそこか!

スコットの一人息子ピーターはWWF設立者の一人で、あの有名なパンダのロゴをデザインした人でもあります。このロゴ、いいですよね。さらに、ロバート・スコットと親交のあったジェームズ・バリーがピーターのゴッドファーザー。もしかして、「ピータ・パン」から名付けたのかな。

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コメント

 はじめまして、そうですね~スコットもとても気の毒でした。 極地では計画や判断を少しでも間違うと命にかかわることなんですね。

 私も今回ブログでアムンゼンとスコットについて記事にしました~よかったら遊びにいらして下さいね~ではまた!

はじめまして!

スコットは悲劇のヒーローですね。
方法は間違ってしまったかも知れないけど、伝記を読んですっかり泣いてしまったのはそのスコットの人柄のせいかもしれません。(泪)

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