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2006年04月25日

●ジャン・コクトーごっこ

jean.jpg一昨日、ジャン・コクトーの映画を観た。

今の自分を見てみると、文学、アート、映画なんやらにご執心だった高校時代までと比べると格段に文化レベルが低下している事に気がついて、随分前Netflix(ネットのレンタルDVD屋)のレンタルリストに入れておいたものだ。

しかし送られてきたのはいいけど、今見る気分じゃないんだよなぁとしばらく放置していたら、スーさんが観始めた。しかも、私よりハマって。

映像の端々にアナログなしかけがたくさん。フィルムを逆回しにしたり、コマ送り(?)でちょっとした細工がしてあったり、なかなか面白い映像だった。
しかし、本編が終わった後の方がもっと面白かった。

交流をしていたピカソやエリック・サティの逸話をジャン・コクトー自らの口で話すというおまけ?映像。

ちなみに、スーさんが昔読んだエリック・サティの逸話はこうだ

サティが亡くなった後、人が家にやってきて荷物整理(?)を始めた。クローゼットを開けて、そこにあったのは

全く同じジャケットがズラーッ!!
全く同じズボンがズラーッ!!…etc
という具合に、同じものが何点もあったそうだ。

裏を取ってないのでスーさんの記憶が正しければの話だけど、こういう変人具合、私は大好きです。

そして昨晩、廊下にいるスーさんから「ネーネー、チョット」と声をかけられた。行ってみると

一人、コクトーごっこをやっているスーさん…

映画の中で、つぶった瞼の上に目玉を描いていた人(コクトー自身も)が出て来た。そのシーンを廊下で一人真似っこしていました。…スーさんはコクトーに触発されて芸術家?気取りだけど、自分が小学生の頃、クラス皆でこれやって遊んだ。(笑)

しかし、スーさんの描いた微妙にリアルな目とポーズをとるスーさんに大爆笑。おまけに社長の目のうえにも貼付けて写真まで撮った。(画像)

ピカソっぽいよ、社長、ピカソっぽいよ…。

ちょっと文化レベルが上がった気がした。この調子で色んな映画を観て行こうと思います。

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コメント

わっ、社長、目が違うだけでまるで別人!目をかくのやりましたなぁ。うん、小学生のとき。
ところでスーさま素敵~。映画に触発されて自分も楽しめるっていうところが。変な照れがなくてよいです。

自分でこの写真をアップしておきながら、更新した後にチェックしてビビりました。(笑)
ちなみに、のりとかテープとか使わず、スーさんが自分の唾でつけてました…なんと言ったらいいのやら…

スーさん、かなり単純な人なんですよねぇ。

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