●ベルファストへ
6月6日、この日はボルトン(マンチェスター近郊の町)からマーティンとキムが車で迎えに来て、フリーキー共々ベルファストへ向かう。
※マーティンはかなり見かけが威圧的だ。顔中にピアス開けてるわ、髪はドレッドで耳たぶには円盤入ってるし、去年会った時にはなかったのに顎の所に白い錠剤みたいなのが新しく埋め込まれていたし、腕は入れ墨で全体がほぼ黒い。しかし、こんな見かけによらず大人しくて結構カワイイ面がある。このマーティン、そしてフリーキーやスーさん、ピンクと金に髪を染めたキムと日本人な私のグループはかなり奇怪だったらしい。行く所々でマジマジと見つめられた。
ベルファストへの経路としては、リバプールからベルファスト行きのフェリーがなかったので、マンチェスターからスコットランドのストランラーまで北上、そこからフェリーでベルファストに向かう事になった。ストランラーはスコットランド南部の西端の町。
キム母のクライスラーのワゴン車に乗り込んでマンチェスター出発。
そのスコットランドのストランラーまではマンチェスターから約5時間。途中、面白い名前の町を発見。イギリスの町の名前は本当に面白いのがある!
Wigtown!(ヅラ町)
こういうものに目ざといのはフリーキーのリー。名前を目にした途端、ゲラゲラ笑いながら名前を叫ぶ。何度も叫ぶ。あぁ、wigtownに行きたいかも…。(笑)
また目に入ったのは
Devil's Porridge Exhibition (悪魔の粥展示場)- 町名ではないけど
そしてリーが再びゲラゲラ笑いながらデヴィルズ・ポーリッジと彼独特の上がり口調で何度も叫ぶ。(笑)君、面白すぎ。
ワゴン車前方ではボルトン訛りで話す二人。中部座席は日本人とアメリカ人の私たち、後部座席はウェールズ訛りの訛りに訛った三人。とんでもないワゴン車だった。
途中、Butty Barと書いてある軽トラックを見てスーさんが大爆笑。「イギリス風に言ったら、あれはArse Wagonだよ!」皆爆笑。それ以降、この旅行中は誰かがButty Barと言えばArse Wagon!と言い返すようになった。しかし、アメリカ英語とイギリス英語って本当にあれこれ違いますね。
車はようやくストランラー到着。フェリーに乗り込む。トラックが何台も収容できるような大型フェリーだった。フェリー内はとても奇麗だし、食べ物飲み物にも事欠かない。揺れもしないので、船酔いもせずに乗っていられた。
そして2時間程でベルファストに到着。