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2006年06月18日

●キーランとパパは仲良し

henry.jpgフェリーはベルファスト到着!
フェリーの中では飲み物を飲んだり、外を眺めたり、あっという間でした。

フェリーから降りて、ベルファストでの世話係であるキーラン君が迎えに来ているはずです。連絡通りの車を見つけると、車内には二人の人影。よくみると、どうもお父さんが運転しているらしい。

皆がざわめく。「運転してるの父ちゃんじゃないか?」「父ちゃんがわざわざやって来たのかよ!!」
20過ぎた息子の為にお父さんがわざわざ来ている事に驚いているらしい。
そんな父ちゃんはこっちに向かってニコニコしている。(笑)

車は港からちょっとした町を通り過ぎる。壁画が描かれた建物が多い。それも人物の絵。一体どういうものなのかは分からなかったが、それが私にはちょっと恐かった。(多分、宗教関係、政治関係の壁画)やはり、町の雰囲気はイギリスやスコットランド等とは違う空気があります。そして私にとっても、その時ワゴン車に乗ってた皆にとっても初(北)アイルランド!

ベルファストという事で、ちょっとビクビクしていたけど、特に何もない。少ない通行人もごく普通。ただ、窓が板で覆われている建物、家を結構見ました。襲撃?ちなみに、その時に通った町はベルファスト郊外の小さい町です。でも、やはりここでも何軒も中華料理屋を見ました。スゴいヨ!本当に逞しいヨ!(笑)

そして、いかにも人懐っこい顔をしたキーランは前方の車内から顔を出して、ある所を指差してニコニコしている。指差す方を見ると、今晩のライブ告知のポスターがあちこちに!(後で聞いたら、フェリーから町までの間の路上に「だけ」貼っておいたらしい。笑)

そして一行はスーさんと私が泊まるホテルへ。ライブを行うパブの近所です。しかし、その地区へ入った頃キーランパパがタクシーのサインを屋根からはずしたのが見えた。

そのホテル周辺はプロテスタントの地区だそうだ。それに対してキーランの一家はアイリッシュのカソリック、パパの勤めるタクシー会社もカソリック、だという事で用心の為にという事でした。

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