●ちっちゃい怪獣とお別れ
6月10日、最後のライブの日。
昼間は再びカーディフの町を散策。Icelandというスーパーに入ってみたらモノがとても安かった。本来は冷凍食品専門のスーパーらしいけど、
£1のBranstonという瓶入りピックルと…
Walkers(クリスプス=ポテトチップス)32袋入りの箱を1箱、£2で買っていました。
そのまま箱を抱えて近所の郵便局に直行。シアトルの自宅に発送しました。そして払った送料は£11。(私たちは一体何をやっているのでしょうか…笑)
この夜のライブはAberdare(アバデー)という小さい町で行われました。しかし、カーディフからそこまでのローカル列車が最高にコワかった!人気の少ない車内ではタバコを吸う人がいるし、酔っぱらいは入って来るし、しかも私の真横に座って私に向かってビールあけるから、しぶきが私の腕に飛び散るし!おまけに始終独り言を言ってるし。さらに二両連結のこの小さい電車は
ブーーバーーーーー!
と汽笛をならし続けるし…まさにクレイジートレイン。
しかし無事目的地に到着。会場はとあるパブの二階。スーツケースを軽くするため、手持ちのCDやステッカーを一階で飲んでいた子達に無料で配る事にした。これから演奏するから観に来てねと言うと、本当に二階に上がって来てくれて、楽しんでくれた。
最後に演奏したフリーキーは、パブの人から「もう終わりにして」と言いつつ電気をつけられても演奏し続けてくれた。これで最後だからと、私たちの為に演奏してくれていたようだった。(泪)
2週間、一緒にツアーしたフリーキーと別れるのは寂しかったです。特に「ちっちゃい怪獣」ブロンウェンとは。そして「また来年会おう!」と約束。
しかしそんなフリーキーとの別れ際、パブの外では無料でCDをあげた子達が半分酔っぱらいながらくっついて離れませんでした。一人の女の子は私を背中に背負おうとするし「好き好き、大好き!!」と愛の告白をしてくるし。とにかく、酔っぱらいの子達に絡まれるスーさんと私。なんでもタダでもらえるっていうのは…嬉しいものなんですかね。(笑)
フリーキーと感動の別れをしようとしていたのに、私たちの状態を見てフリーキーも苦笑い。なんだか中途半端なフリーキーとのお別れになってしまいました…。