●カーディフは鬼門?
6月11日、カーディフからロンドンへ、朝9時半の電車に乗る。
ホテルから駅までは歩ける距離ではあるけれども、荷物が多いのでホテルのタクシー専用電話からタクシーを呼ぶ。
数秒で来たタクシーに乗り込んだ。しかし、走り続けると見た事もない通りへ入っていく。アレ!?ホテルからは一つ目の角を右に曲がって真っ直ぐ行った所が駅なのに!?
タクシーは延々知らない通りを通り、やっと私たちの知ってる通りにでて左手に駅が見えたかと思ったらそこを入らずにヌケヌケと直進!駅がそこに見えたのに通り越したよ!!(笑)思わず「駅!!」と叫んだが、ドライバーは無視。
ホテルのタクシー専用電話で呼んだタクシーがコレか!
駅についた時、料金は£5.10だった。(普通に来れば£2.30)
スーさんが「わざと遠回りしただろう」と言うと、「あれ?後ろの道から来たかった?」とすっとぼけた事を言う。脱力したスーさん、渋々払う。
タクシーを降りると「サンキュ〜〜!!」と笑顔で元気よく走り去っていった。
くっくっくっく…!!こんな色々された町は他になかったよ。ありがとう、カーディフ。
それともう一つ、カーディフで私のジャージが消えた。
連日、かなり気温が高かったので半袖で外出していた。それまで着ていたジャージはホテルの部屋の椅子の上にかけておいた。自分のジャージの上にスーさんのコートをかけて。しかし不思議な事に、私のジャージだけが消えてたんですよ。
その前日、こんな出来事がありました。
「忘れ物したから部屋に取りに戻るね」とスーさんが部屋に戻りました。ドアを開けた瞬間見た物は
私の洗面道具やスーさんの洗い立ての下着を干してある棚に向かって何かを手にとろうとしていた部屋の清掃係
思わずスーさんが
「僕のパンツで遊ばないで!」
と威風堂々と叱ると
「すみませんでした。サー」と相手は謝ったそうだ。
その叱られた復讐で私のジャージを取ったのか!?
…実際には分からないけど、外出先で席を離れる時やら去る時、どんなに急いでいても必ずチラッと振り返って確認するクセがついています。外でモノを無くした事がありません。今回、ジャージがなくなった事は少々ショックでした。
実際に友達になったウェールズの人達は非常に良い人達ばかりだったのですが、カーディフは私にとっては鬼門ですかね!?(苦)