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2006年06月19日

●The Shots

shots.jpg夜、ライブ会場であるKing's Headにはキーランパパの運転で行く事になった。

郊外にある大きめのパブ。中に入るとすでに他のバンドがあれこれ準備中だった。皆カソリックのアイリッシュの人達。スーさんと飲み物を買いにカウンターへ行くと

なんだか目をまん丸にした真っ赤な顔のおじちゃんがこっちをギョロギョロみてグーサイン(親指を立てたサムズアップ)をしている。そして、ウインクまでしている。

どうやら年季の入った酔っぱらいらしい…

なんだか聞き取りづらい英語で話しかけて来る。酔っぱらって呂律がまわらない事も相まって、何を言っているかサッパリわからん。しかし、ゴキゲンで何度も握手とウインクをしてくる。それもこれ程ないというような笑顔で(笑)

北アイルランドにて最初で最後の不思議な邂逅

この日のバンドは合計四組。特に2番目に演奏したThe Shots。彼らはスゴい。今まで色んなバンドを見て来たけど、彼らは有名になりそうな気がする、いや、なってくれ!まだまだ若そう(15才位に見える)だけどバンドとしてはかなり纏まっているし、メロディーなんかもとてもツボを得ていて、もらったCDをこの私(本当に気に入った以外は頑としても聴かない)が一日に何度も聴いてしまう位だ。

さて、会場にはどのバンドも両親が来ていました。
アイリッシュな両親はキーランパパ含めてかなり子供達に協力的だし、演奏中はノリノリ。演奏後の彼らが両親の所に行くと、ママンが「キャー!とても良かったわよ!!貴方が誇りだわ!」なんてはしゃぎながら声をかけている。息子の大ファンなママ。親ばかに見えるけどなんとも理解のある両親が多いと思ったベルファストでの夜でした。

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