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2006年10月24日

●クムランの発掘と修復

antika.jpg昨日、死海文書の会場のショップで、ちょっと楽しい物を買って来たんです。→発掘キット

ベリーちゃんが結婚前の事ですが、現在ダンナさんである彼とデートで国立科学博物館に行きました。そこで彼が彼女に買ってあげた物が発掘キット。その話を聞いた私は羨ましくて仕方がありませんでした。(笑)

この私もとうとう「発掘キット」を手にする事ができた!(喜)

この発掘キットは、土器の欠片を砂から掘り出し、修復するというものです。シリーズで様々な土器がありますが、私が選んだのは死海文書が保存されていた壷、クムランのミニチュアレプリカです。

キットの中身は:
ビニール袋に砂(正確には木屑のようなもの)と土器のかけらが入ったもの。ボンドと穴埋め用粉末、木べら、マニュアル、土器の説明巻物

そして
ピンク色の風船…(笑)

さて、発掘というか、砂から土器を取り出して欠片を組んでみます。欠片18個なので、簡単に組めてしまいます。芸が細かいというか、見当たらない欠片があり、土器は所々穴があいたまま。

ボンドで接着ができたら6時間そのまま乾かします。

そして、先ほどのピンクの風船の登場!どう使うかと言うと、土器の中に風船を入れてプーっと膨らませる。風船を「壁」にして、欠片の失われた部分を粉末と水を混ぜたもので穴埋めしていきます。

antika_2.jpgあぁ!!
風船が内部で膨らまない!頑張ると、脳血管が切れそうにるので、取りあえず取り出して風船のみを膨らませてみる…。

ちょ!!こんな形に膨らんだら土器の中でうまいこと膨らみっこないじゃん…(まるで○○○○のようなエッチな風船…あまりの風船のおかしさに、早朝一人ででんぐりがえしを打ちつつ爆笑)

もう一通り、テープを裏側に貼る方法があるので、それで行う事にします。アクシデントはあったけど、修復師になった気分!面白い!

いやぁ〜、他の発掘セットにも興味津々。こんなのまで見つけちゃいました。

Chinese Warrior Excavation Kit
兵馬傭の発掘セット。これはイイ!(笑)

兵馬傭については、先日こんなニュースもありましたね。
→ドイツ人学生、兵馬俑に化ける。(ロイターニュース画像その一画像そのニ

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コメント

内容はずれますが、一番下のニュースは読んで笑ったのでコメント~

衣装とかもそうこったものではなく、ぱっとみて分かる扮装っていうのがさらにつぼでした。塗ってじっとしているというパフォーマンスアートっていくつか見たことがありますが、呼吸までとめてるんじゃないかと心配になったりします。

これ、警備の人はしばらく気がつかなかったそうなんですよ。
来てた観光客が最初に気がついて、写真撮ったりして騒然として、
やっと警備員も気がついたそうな…。(笑)
軍服の色がもうちょっと白っぽくないとダメですよねぇ。

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