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2008年08月16日

●西部劇の植物

Oxbowから箱買いしている牧草、その時々によって紛れ込んでいるものがあります。

ぺったんこになったコオロギだとか…
文鳥一家が喜びそうな種子?の部分がたくさん混入だとか…

今回は、そこかしこに何故かこの破片が入ってる。

160808.jpg

タンブルウィード(Tumbleweed)!

西部劇において、ゴーストタウンのような人気のない街の飲み屋にふらりと入り、一杯飲んで殴り合いの喧嘩をして、あの観音開きの小さいドアから出た瞬間などにカサカサカサッ〜と通り過ぎて行く、あの謎の球体です。

クローズアップすると、こんなとんがった枝の植物です。(って…これ、タンブルウィードですよね?違ってたらどうしよう。シアトル近辺にはない植物で、自分自身、ワシントン州中部の砂漠地帯で一度だけカサカサ転げ回っているのを見た事があるのみです。)

西部劇じゃないけど、タンブルウィードの動画(超絶巨大!!)

タンブルウィードについて続く↓

実際にはSalsola(サルソラ)と呼ばれる植物で、別名タンブルウィード(転がる雑草、和名はまんま回転草)、ロシア・アザミ、ソルトワート。
この植物の原産は、アフリカ、アジア、ヨーロッパ。なんと、アメリカ原産じゃないらしい。果実が成長する秋頃、風雨で茎が折れて団子状になり、それが風に乗って地面を転がるそうです。− 転がる前の状態

英語の方のwikipediaを見ると、食べ物としてのサルソラの項目に…

「サルソラの多くの種の若い葉っぱや新芽は食用可能。サラダや寿司、飾りに使われる。日本では、"okahijiki"として知られている。」

OKAHIJIKI!?オカヒジキ!(食べた事はないが見た事はあるぞ)

サルソラには100種以上の種があり、その一つである学名Salsola komaroviiというのが、オカヒジキの事だそうです。また、ヨーロッパではSalsola Sodaという種の「オカヒジキ」(イタリアでAgrettiやBarba di Frateと呼ばれるもの)が食されているそうです。

というわけで、オカヒジキを食べる時(滅多にない?でも、ビタミンやミネラルが豊富だそうです)、どうか思いだして下さい。西部劇のあのカサカサ転がっているタンブルウィードの事を。(笑)

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コメント

オカヒジキって食べたことないです。
これって、イギリスの児童小説に良く出てくる、ムーア(湿原?)を転がってる植物と同じかしら。

うちで買ってる牧草も、アメリカ産なので、たまにこの固い茎みたいなんが入っていることがあります。名まえなどを気にしたことがなかったゎ。
これ、うさぎは食べないですよね?固くて危ないし。

平べったくなったこおろぎは厳しい!ちょっとさわれません。
平べったくなった青虫は見たことがあります。ええ、気付かずに触って絶叫しました。

まあさん

オカヒジキ、検索した所、クセがなくて食べやすく、湯がいて
おひたしなんかで食べるのがポピュラー?山形では名産とか。
地域によって差がありそうなので、ない所ではないかもしれませんね?
私も一体どこで見かけたのか覚えてない。どこで見たんだろうなぁ。

タンブルウィードかなぁ。。。
もしかしたら、イギリスだったら…ヒースとか?
ヒースはイギリスなんかの荒れ地によくある植物なのは認識してるけど、
湿原にあるかはちょっとわかりません。違ってたらごめんなさい!

このタンブルウィードは、ウクライナからアメリカに入ったみたいです。
ギリシャやイタリアの方のブログでは、オカヒジキの話題が結構
見受けられたので、ヨーロッパでも南の方でよく繁殖してるんですかね?

一応確認して牧草を補充してるんですが、たまに入り込んじゃってるんですよ
タンブルウィードの枝が。でも、やっぱり残ってます。
結構とんがってるので、危ないですね。ちゃんと確認しなければ。

こおろぎはイヤンでしたよ〜!!
虫ちゃんは勘弁して欲しいですね。青虫!!!ギョー!

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