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2009年02月08日

●Pan Africa Market

080209.jpgパン・アフリカン・マーケットというアフリカ料理のレストランに行きました。

お店のドアを開けたら、まず出迎えてくれたのがオバマ(等身大パネル)でした。なんだこりゃ、お客を笑わせる為!?(笑)

ココはパン・アフリカというだけあって、アフリカでも一部の料理だけではないようです。

エチオピア料理はかろうじて分かるけど、ほとんどのメニューは字面を追ってもどんな料理かさっぱりわからない…。

取りあえず、名前が面白かったのでpiri piriという料理を試す事にしました。サーモンのピリピリだとか、エビのピリピリ、そしてチキンのピリピリがあります。注文したのはチキンのピリピリ。

日本人からしてみたら、なんか辛そうな予感。
実際食べてみたら、クリーミーでちょっとカレーっぽい味(ココナツ・ミルクの入ったタイカレーのすごいマイルドバージョンのような…)がするソースのかかったグリルド・チキンでした。

家に戻ってピリピリを検索して見ると、この料理はどうも旧ポルトガル領だったモザンビークの料理だそうです。

さらにピリピリは、スワヒリ語で唐辛子という意味らしい。

ピリピリという料理はポルトガルでも一般的のようで、というか、どうもポルトガルからモザンビークにやって来た料理のようです→参考。そして、唐辛子が日本に入ったのはポルトガル経由。

ポルトガルに支配されていたモザンビークでも使われるスワヒリ語の「ピリピリ」は唐辛子という意味で、「ピリピリ」は日本語では辛さの表現で、その唐辛子(ピリピリ)はポルトガル経由で日本にやってきた…

こう考えると、日本語の「ピリピリ」はスワヒリ語からきてるのでは疑惑!

というわけです。
このレストラン、何系の方が経営しているのかわかりませんが、もしかしたらモザンビークのピリピリ料理とは違うものかもしれません。(ピリピリ=唐辛子の入ってる気配が感じられなかった…)でも、辛いものが苦手な私には美味しかったです。

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コメント

言葉って本当に面白いですね!
ピリピリするっていう言葉を日本でつかいはじめたのがいったいいつなのか、それがわかれば、以前からあった副詞なのか、スワヒリ語として唐辛子と一緒に入ってきたのか、判別できるでしょうか。

こういう内容大好き。
でもって、旧ポルトガル領のピリピリ料理は辛くない・・・と。いいなぁ。

>まあさん

ピリピリがスワヒリ語で唐辛子ってこの日始めて知ったのですが、
ネットで検索してみたら、同じように思っている人が多いようです。
日本語のピリピリの語源がそこから来たと。
そうですよね、いつごろから日本で使い始めたのか分かれば…
しかし面白いですよね〜。

あと、ピリピリ料理も検索してみたのですが、真っ赤なソースがかかっていて辛そうに見えましたぞ〜
どれだけ辛いんでしょうね〜

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